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【ドキッ】メンズの全身黒コーデはダサい?

こんにちは、遊佐です。

僕はファッションに黒色のアイテムを入れるのが好きで、時に全身真っ黒コーデになるときもあります。

ですが残念なことにメンズの全身黒コーデは女子受けが悪く、時に「ダサい」と評されることがあるようです。

今回はこのあたりの真偽の程を深堀っていきたいと思います。

僕自身が今30代なので、同じ30代以上のメンズの方には参考にして頂けるかと思います。

 

この記事はこんな人にオススメ
  • 全身黒コーデをしたいと思っているが、ダサいのではないかと心配
  • コーディネートの仕方が分からない

 

【ドキッ】メンズの全身黒コーデはダサい?

黒コーデ

全身黒コーデは本当にダサいのか?

結論から言うとダサくない

が、

ダサくもなる。

 

つまり全身黒コーデというのは着方によって、出来栄えが0か100かになる難しいコーディネートなんです。

成功すればめちゃ雰囲気が出るんですけど、失敗したらただの黒い塊に成り果て、それはそれはもう悲惨なくらい罵詈雑言の嵐に晒されます。

そんな大勝負狙ってないで潔く70点出していったほうが合理的だとも思うのですが、どうしても黒コーデで大金星あげたい人がいるんだから仕方がない。

とりあえずは、全身黒コーデの負の側面を見ていきます。

 

補足しておくと、この話は日本人に限ります。

海外の人のようなオーラだだ漏れの体躯を持っていれば、全身黒コーデどころかなんでも無双できますが、そんなチート能力を持たない典型的な日本人だったらどうするのかという話です。

 

さて栄光をつかむか、闇堕ちするかは貴方次第・・・。

全身黒の失敗パターン

世間一般的には全身黒コーデの人に対して以下のようなイメージがあるようです。

  • オタクっぽい
  • シンプルに怖い
  • キメすぎ

基本的にはこれらのイメージが失敗パターンだと思ってもらっていいと思いますが、一部は情報が今の時代にはちょっと合わなくなっているような気もするので、一つ一つみていきます。

 

オタクっぽい

ここでいうオタクとはいわゆる女性が苦手とするオタクで日本特有のイメージみたいなもんですね。

ただオタクの人ってへスタイルや身だしなみに無頓着の人が多いから全体としてそういうありがたくないイメージを植え付けられてしまうのであって、黒コーデが原因ではありません。

つまり身だしなみに一定以上の清潔感があれば、黒コーデをしても「オタクっぽい」と思われることはないでしょう。

そもそも僕は黒ずくめのオタクなんて見たことないんですけどね。

怖い

怖いとは、異様で威圧感があって怖いということ。

おそらく思考停止的に「かっこいいから」という理由で全身黒コーデを選んでいる場合に、周りから持たれる印象です。

これはけっこう要注意だと思います。

黒は男性にとっては威厳のある色でしばしばかっこいいと認識しがちですが、女性にとってはそうではなく、どちらかというと威圧的な色で親近感を持ちにくいんです。

男性と女性の「かっこいい」のイメージがずれてるんですよね。

 

ポイントは黒色を選ぶ理由です。

安易に「かっこいいから」という理由で選ぶのではなく、黒色のメリットを正しく理解して選ぶこと。

黒色の最大のメリットは都会的なイメージを出せることです。

ユナイテッドアローズやエストネーションが好例かと思います。

ここを意識するかしないかで、全身黒コーデの仕上がり具合、ひいては印象が全く違ってきます。

キメすぎ

これも要注意です。

所謂頑張りすぎ、意識高すぎというやつです。 

  • ジャケットやシャツを着たりと、ドレス感が強すぎる(かちこち系)
  • フィッティングがタイトすぎる(ピチピチ系)
  • バリバリのモード系すぎる(やりすぎ系)

 

「もっと肩の力を抜け!」

 

と、隣の人は思っているわけでございますよ。

念のために言っておくと、全然いいんです。

ファッションは自由なので。

ただですね、自然か不自然かといったらやっぱり不自然なわけです。

 

不自然

違和感

 

こんな風に思わせてしまった時点で、全身黒コーデはあえなく失敗となります。

ポイントはやり過ぎないこと。

ゆるいくらいがちょうどいいのです。

 

 

さてここで失敗パターンの特に気をつけるべきポイントをまとめておきます。

  • 怖く思われないようにする
  • キメすぎにならないようにする

 

これらを踏まえた上で、全身黒コーデの攻略法を次項で触れていきます。

 

攻略ポイント

全身黒コーデが似合う人になれるかどうかは、以下のポイントにかかっています。

  • 全身ピタピタシルエットは避ける
  • 素材感を変える
  • インナーはカットソーかニット(シャツは避けて)
  • ジャケットはNG
  • 肌の露出を増やす
  • 少しだけ色を取り入れる

これらのポイントを踏まえてワタクシが実践してみました。

ブラックコーデ

シルエットにメリハリをつける

今回の写真では一つ一つのアイテムのフィッティングは基本的に同じですが、ブルゾンのジップを開けておくことで、トップスの横へのボリュームを出しています。

こうするとトップスとボトムスのシルエットにめりはりがついて、全身ピタピタのような違和感がなくなります。

トップスをオーバーシルエットにしてパンツをスリムにするというトレンドのパターンもかなり有効かつ簡単なのでオススメです。 

 

素材感を変える

オールブラックコーデに限らず、単色コーデは清潔感や洒落感を出せるメリットがあるのですが、逆に平坦で退屈な印象を与えてしまいます。

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なので、一つ一つのアイテムの素材感を変えたほうがいいです。

上の写真ではわかりにくいので別写真で解説します。

バーサタイルショーツ

トップスのカットソーはニット地で、ショーツはナイロン素材です。

素材感を変えることで平坦さがなくなり、自然と各アイテムの色にも差をつけられますので、抑揚のある全身黒コーデが出来上がります。

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インナーはカットソーかニット

キメすぎ感を抑えるためにも、インナーはカジュアルなモノを選びます。

夏ならカットソー、冬ならニットです(どちらもクルーネック推奨)。

黒シャツは選ばないでください。

一気にキメすぎ感が出ますので。

 

ジャケットはNG

ジャケットの中でもテーラードジャケットは、キメすぎマンになる最速アイテムといっても過言ではありません。

ドレス感を削ぎ落とすためにも、アウターやブルゾンをチョイスしましょう。

テーラード系のチェスターコートも危険アイテムです。

 

肌の露出を増やす 

いくら黒色を絶賛しようにも、色が放つ「重さ」だけは否定できません。

なので肌を出して黒率を少し引き下げましょう。

夏場は特に重要なポイントです。

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肌の露出は軽快感を演出できるのでオススメです。

一番簡単な肌露出はパンツのロールアップ

パンツと靴の間に明るい肌色を挟むことで、黒の重さが軽減されます。

これだけで、ずいぶん雰囲気が変わりますよ。

 

白いソールの靴を選ぶ

肌の露出と意味合いは同じで、黒率を引き下げるのが目的。

実際にやっていただくとわかると思いますが、真っ黒の靴は合わせるのが難しいので出来れば避けたほうがいいと思います。

足の先まで100%黒というのは、さすがにストイック過ぎますね。

靴だけ白くすればいいのですが、全身黒コーデしばりに反するので今回は却下。

 

オススメはソールだけ白い黒のシューズです。

ソールが白いだけで、全身のイメージがかなり軽くなります。

全身黒コーデに限らず、こういうシューズは色々なコーデに使えるので一つ持っておくと重宝しますよ。

僕はこれしか靴持ってないんじゃないの?というぐらい、このアディダスのスニーカーを履き倒しています(そろそろ寿命です)。

 

【ソールが白いシューズのオススメ】

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靴だけでなく、ジップパーツとかで違う素材を入れていくのも手法の一つです。

 

 

さていくつか項目出してきましたがまとめると、肩肘張らずに「リラックスしてごらんなさい♪」という感じです。

全身黒コーデにこだわりますか?

そもそもなんですが、全身真っ黒にこだわる必要があるのか?

よほど全身真っ黒にこだわりがなければ、インナーに白をかましたほうが無難でうまくいきますので、個人的にはこちらの方がオススメです。

ブラックコーデ

鉄板のモノトーンコーデですよね。

先ほど少し触れましたが、白いスニーカーを選ぶのもオススメです。

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もしくは黒をメインに据えるのではなく、差す

ブラックコーデ

黒のタートルネックをジャケットの中に入れるのはメンスコーデの中では取り入れやすいと思います。

2、3年前ぐらいからクラシックスタイルにモノトーン、特に黒色を積極的に取り入れる流れが来ていまして、その代表的なコーデです。

黒×ブラウンもしくはテラコッタはオススメの色合わせなので、ぜひ試してみてください。

まとめ

ここがポイント
  • 全身黒コーデは洒落感を出せるが、やり方を間違えると一気にダサくなる。
  • 男性と女性の「かっこいい」は違う
  • くれぐれもキメすぎない。ゆるいくらいがちょうどいい
  • ほんの少しだけ黒率を下げる

なんやかんや言ってきましたけど、本人に清潔感があればある程度なんとかなると思います。

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