こんにちは、遊佐です。
いや〜寒いですね。
街行く方のダウンジャケット着用率の高いこと。
一家に一台ならぬ、一人一枚並みの所有率ではないでしょうか。
特にお洒落に興味がない方からバリバリ興味ある方まで着用者の属性は様々ですが、基本的にはシンプルなコーデが多いですよね。
ダウンジャケットはその特性上、着込む必要がないので「とりあえずバサッと羽織っておけ」的なシンプルなコーデになりやすいのですが、それ故に適当、最悪は粗野な雰囲気のあるダサい着こなしになってしまうこともあります。
シンプルコーデはいいと思うのですが、大人の男性としては粗野ではいられないと思いますので、今回のブログではシンプルかつ「クリーン」さに焦点を置きながらダウンジャケットコーデを紹介していこうと思います。
題して、「30代、40代大人メンズに向けたクリーンなダウンジャケットの着こなし」。
- ダウンジャケットの着こなしがいまいち分からない
- なんか野暮ったくなる
- ダウンジャケットは着ません(ちょっと興味あるけど)
【30代〜40代メンズ】ダウンジャケットの着こなしはシンプルかつ「クリーン」にいきましょう
メンズコーデ3選
早速コーデ例から見ていきます。
見ていただきたいポイントとしては、まずパンツに何を持ってくるかです。具体的にはスリムかワイドかということですね。
その次のポイントがシューズです。
そして、表題にあるようにクリーンさ、つまりは綺麗さ、透明感、清潔感といった要素です。
それではまずは1体目。
knit:beauty & youth
pants:nonnative
shoes:adidas campas
ボリュームの出るダウンジャケットにスリムパンツを合わせるコーデは王道と言えます。全体のシルエットのバランスが取りやすいですからね。
またダウンジャケットは他の洋服に比べて、黒や濃紺などのダークな色味、そして無地を選ぶ傾向が強いと思いますが、同様の色のパンツを合わせた場合にシックというか暗めのコーデが出来上がりがちです。
シックなコーデは高級感があっていいのですが、ダウンジャケットの場合はそのボリュームさが重たい印象も引っ付けてくるのでちょっと要注意。
そんな時には明るい色を大胆に差すと一気に軽さが出ます。また冬場に明るい色を使ったコーデは都会的に映りますのでオススメです。
僕は瑞々しさのあるブルーニットを挟み、シューズには白の領域を多めに入っているものを選びました。
1枚目の着こなしではフロントの第2ボタンだけ留めてインナーチラ見せでしたが、フロント全開にするのもいいですね。インナーの色にもよりますが、より都会的な印象が出るかなと思います。
では次の2体目にいきましょう。
knit:drumohr
pants:tomorrow land
shoes:pellico sunny
差し色が効いた先ほどのコーデと違って、落ち着いた印象のある色合わせが特徴的。
パンツもワイド型を合わせて、より今風な雰囲気です。
表題の「クリーン」という点から見ると、スラックスをコーデに用いることで一気にクリーンな着こなしに近づけると思います。
ダウンジャケットコーデに限らずですが、現代ファッションにおいてスラックスは「クリーン」というキーワードに密接に関わっていますので必要不可欠なアイテムです。
画像では分かりにくいのですが、パンツは無地ではなくイエローを基調としたグレンチェック柄になっているため、他のアイテムが無地になっている中でアクセントになっているのもポイントですね。
ワイド型パンツルックを載せておいてなんですが、ダウンジャケットコーデのボトムスにはまずスリムパンツを選んでおいたほうが無難です。
先ほども話したようにスリムパンツと違って、ワイドパンツを合わせると全体のシルエットをバランスさせる難易度が格段に上がるんですよね。
幅や丈感、ロールアップといった着こなしなど、細部に気を配らないといけません。
ここらへんを突破できると楽しいのですが。
ではラスト3体目。
knit:drumohr
pants:stein
shoes:crockett & jones
いわゆるモノトーンコーデです。
今までの2体と比べて大きく違うのは、下半身をスラックスとローファーで固めてコーデの主体をドレスにしたこと。先程も似たシルエットのスラックスを使いましたが、それでも足元にはスニーカーを合わせていたので、カジュアル調が強かったと思います。
今回はがっつりドレス。コーデの印象は下半身で決まると言っても過言ではありません。
ドレスアイテムの選び方にはちょっとポイントがあります。
あくまでもプライベート、カジュアルでのスタイルなので、堅すぎるものはNGかなと思います。
例えば今回僕が穿いているパンツはクリースが入っているとはいえ、2プリーツでがっつり股上が深い上にツイード素材を使っているのでカジュアル感が強いスラックスなんですよね。さらに面白いところは、グレンチェックというクラシックな柄が使われていることで、カジュアルとドレスの間の絶妙な位置を突いたデザインになっています。
こういうアイテムはダウンジャケット含め、スポーツ系アウターと合わせると、抜け感を出せるのでおすすめです。
ローファーを用いているのもポイントです。
トップスがスポーティなダウンジャケットだからこそ、ローファーのエレガントさが活きるんですよね。
例えばこれがUチップだとちょっと無骨な印象が増すので、このコーデではやめておきました。
ですが合わせ的には全然ありですので、相応のコーデで使ってみてください。
冒頭でも話したようにダウンジャケットのコーデはシンプル故に粗野になりがち。そこは大人男子としては全力で避けたいので、クリーンさを意識してコーデするようにしてみましょう。
選び方
ここまでダウンジャケットのコーデ例を紹介してきましたが、当然ながらどんなダウンジャケットでも同様なコーデが出来上がるわけではありませんので、この項ではダウンジャケットの選び方に関して話していきます。
それにしてもダウンブランドは多い。いつの間にこんなに増えたんでしょうね。
モンクレー、ムーレー、ヘルノ、タトラス、ピレネックス、カナダグース、ウールリッチと、パッと思いつくだけでもこれだけあります。これにノースフェイスやデサントなどが加わってくるのだから、まさにダウン戦国時代。
どのブランドを選ぶかは人それぞれですが、ダウンジャケットは基本的には長く着れるものなので、それなりにベーシックなデザインのものを選んでおきたい。
今回僕はウールリッチのものを使ってコーデしているのですが、ブランドは違えども「シンプル」「クリーン」といったキーワードに共感していただける方は特に参考にして頂けるかと思います。
僕がウールリッチを選ぶに至ったポイントは以下です。
- マットな質感→逆に光沢感のあるものはスポーティな印象が強くなってカジュアルに偏ったコーデに陥りやすい
- ブラック→黒や濃紺は使い勝手がいい。なにせ着る期間が短いのでコーデしやすい色を選んでおくのが王道
- ミドル丈→ショート丈でもいいけど、個人的には少し子供っぽい気がする
- ロゴ控えめ→ただでさえ洋服のロゴ主張は嫌なのに、「道具」でもあるダウンジャケットで主張するのはもっと嫌だ。
- 適度なボリューム→ダウンジャケット選びの肝となるのがシルエット、サイズ感。一昔前ならボリューミーなものは敬遠されていましたが、今はどちらかといえばその逆。ですがダウンジャケットのオーバーサイズは丈感と同じく子供っぽく見えるので中庸なサイズ感がベター。
要はダウンジャケットに目立ってほしくないということです。どうしても華美なデザインやファッションナブルなダウンに対して違和感を感じてしまうんですよね。
そもそも僕はダウンジャケット自体がそこまで好きなわけではなく、どちらかというと寒いから着ているだけなんですね。そういう意味では個人的にけっこう道具感が強いアイテムなんです。ダウンジャケットはそもそも出自は登山用具ですし。
なので普段このブログをご覧頂いている方であれば分かると思いますが、道具、モノ好きの僕としては洋服以上にミニマルなデザインにこだわりたい。
結果的にそれがシンプルでクリーンな着こなしに繋がりますからね。
まとめ
- ダウンジャケットのコーデはシンプル&クリーンで。
- カジュアルスタイルもいいけど、ドレス要素を強めたコーデも大人世代におすすめ
- 着用期間が他の洋服と比べて圧倒的に短いので、ベーシックなデザインを選ぶのがベター
- ダウンジャケットは洋服だけど道具でもあるので、ことさら主張強めのデザインは避けたほうがスマート・・・かな。
数年前は見栄えの観点から意地でもダウンを着ませんでしたが、ここ最近はいい意味での妥協点を見出しながらダウンジャケットと向き合っています。