こんにちは、遊佐です。
ここ数年ずっと探しつつも欲しいと思うものが見つからないでいたアイテムの一つがバスクシャツだったのですが、ようやく出会いました。
今回購入したのは、AUBERGE(オーベルジュ)のBIG CHARLOTTE(ビッグシャルロット)というモデルです。
後述していますが、たぶん僕と同じ理由でバスクシャツの購入を見送っていた方はいると思いますので、そんな人は特に参考にしてもらえると嬉しいです。
- バスクシャツを探している
- 秋でも着られるTシャツないかな?
- ボーダーTシャツを探している
【ボーダーTの名作】AUBERGE(オーベルジュ)のバスクシャツ「BIG CHARLOTTE(ビッグシャルロット)」のサイズ感やコーデを紹介!
オーベルジュ
AUBERGE(オーベルジュ)は2018年にスタートした日本の新鋭アパレルブランドです。
1930年〜40年代のヴィンテージウェアに着想を得ており、クラシックを現代的に再現したデザインが特徴です。
オーベルジュを率いている方は小林学氏。
名前でピンときた人もいると思いますが、小林氏はSLOWGUN(スローガン)という同じく国産ブランドのデザインを手掛けています。
僕は大学生の時に初めて知ったブランドで、青春時代の思い出もあったりしますね。
スローガンもヴィンテージウェアを原点とするブランドなのですが、そこにフレンチな雰囲気が合わさったのがオーベルジュという感じです。
オーベルジュという名前はフランス発祥の業態「オーベルジュ」にインスパイアされているだけあって、フレンチテイストなデザインも頷けます。
小林氏のクラシック、ヴィンテージへの造詣の深さやデザインセンス、そして洋服好きが伝わってくる商品の数々はいずれも見応えがあり、業界内でも評判が良いのも納得です。
ビッグシャルロット
「なまいきシャルロット」
今回ご紹介するボーダーTシャツには「BIG CHARLOTTE(ビッグ シャルロット)」という名前が付けられています。
ビッグシャルロットのデザインは、1986年に公開されたフランス映画「なまいきシャルロット」で主演を務めたフランス人女優「シャルロット・ゲンズブール」が着ていたボーダーTシャツが元ネタです。
劇中でゲンズブールがゆったりとしたサイズ感のボーダーTをデニムにタックインしたコーデをしているのですが、この雰囲気を現代的に復活させています。
パネルボーダーを採用しているのも、ゲンズブール仕様です。
オーベルジュにはCOCOというもう一つの人気ボーダーTがありますが、こちらはココシャネルがデザインソースになっています。
後ほどコーデの項目で見てもらえますが、当時の雰囲気を残しつつモダンに回帰させるデザインセンスは個人的に感動ものでした。
小林氏はクラシックを現代ファッションに落とし込むのが本当に上手です。
SUVIN GOLD
素材は綿100%で、使われている種類はSUVIN GOLD(スヴィンゴールド)。
スビンゴールドはインドの在来種「スジャータコットン」と「シーアイランドコットン」との交配で出来た高級超長綿「SUVIN」の中でも、一番目もしくは二番目に摘まれた特級品のことです。
suvinの名はsujata種(スジャータコットン)とvincent種(シーアイランドコットン)の名前が掛け合わされて出来ています。
一般的な超長綿よりも繊維が長くて細いので、柔らかな風合いとシルクのような光沢があるのが特徴です。
また繊維の特性が活きた強靭な糸で作られているので、耐久性も非常に高いです。
僕も実際に触って着てみて、これはガシガシ使えるなという安心感を持っています。
見た目良し、触って良し、耐久性良しというチートな素材です。
肉が厚いので真夏には少し暑い・・・。その分秋に活躍してくれます。
オーベルジュの服は素材にかなりこだわっているので価格はやや高い傾向にありますが、長く着れますので特に問題ないのではないでしょうか。
カジュアル過ぎない
バスクシャツといえばネックが横に大きく開いたボートネックデザインが特徴的でカジュアル度が高いアイテムです。
ですがビッグシャルロットはネックの開きが比較的小さいので、カジュアル過ぎないように雰囲気がコントロールされています。
このデザインは個人的に購入の決め手の一つになりました。
というのも僕はボートネックが苦手でして、これが原因で長らくバスクシャツを敬遠していたんです。
ですがそんな個人的な願望を聞いてくれたかのようにビックシャルロットのボートネックは理想的な形になっており、ボートネックらしさを残しつつネックが開き過ぎていない絶妙なポイントをついてくれています。
コーデ
コーデは大きくふた通りあって、一つはタックアウトスタイル。
この手のオーバーサイズトップスにはスリムタイプのパンツを合わせるのが王道ですね。
足元には黒の革靴、特にローファーがおすすめです。
真夏は袖を少しまくって、サンダルを合わせるといいですね。
革靴でもサンダルでも、少しモードな雰囲気を意識してコーデをするといいかと思います。
もう一つはタックインスタイルです。
オーバーサイズシルエットなので丁度良い具合にふわっとボリュームが出るんですよね。
往年のゲンズブールスタイルでもあり、クラシックな雰囲気が出ます。
クラシックコーデとなると、パンツにはゆったりシルエットのプリーツパンツが合いますが、特にテーパードがはっきりと効いているものを選ぶと全体のバランスをとりやすいかと思います。
僕はカジュアルスラックスで人気のベルウィッチを持ってきました。
秋を意識したコーデなので、実践はもう少し先ですかね。
タックインスタイルはビッグシャルロットのデザインソースであり、個人的にもおすすめかなと思います。
サイズ感
僕は身長172㎝、57kgの痩せ型体型をしていますが、サイズは40を着用しています。
着丈が71㎝あって長め。僕が普段着ているジャケットぐらいの着丈の長さです。
身幅もたっぷりととられており、完全にオーバーサイズシルエットといえます。
アームもゆったりしているので、がっつり袖まくりして半袖風に固定させるのはちと難しいかも。
もう一つ上のサイズは44になるのですが、基本的には175㎝以上の方が選ぶサイズかなと思います。
人によっては僕ぐらい、もしくは170㎝満たない身長でサイズ44を選ぶ方もいるみたいですが、サイズバランスを取るのが難しいので、何か狙いがない限りはやめておいた方がいいですね。
まとめ
- オーベルジュはクラシックを現代的に再現するのが得意な国産ブランド
- ビッグシャルロットのデザインソースはフランス映画「なまいきシャルロット」
- 横に広がり過ぎないボートネックが大人っぽい
- 高級超長綿「SUVIN GOLD」が使用されている
- 色々コーデを楽しめるが、タックインスタイルは特にオススメ。
世の中にボーダーTは数多くありますが、こんなにも心を掴まれたものはなかったです。本当に名作だな〜。
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