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【おじさんくさい?】ツイードジャケットを真冬のメンズコーデに取り入れてみよう

こんにちは、遊佐です。

今週末から本格的に寒くなりそうで、いよいよ出番待ちだったアウターが活躍してくれる時期となりました。

皆さんそれぞれコートやダウンなど色々なアウター類を準備されていると思いますが、今回はアウターの選択肢を増やす意味で、ツイードジャケットをオススメしていきます。

特に30代~40代の方々にとって参考にしてもらえるかと思います。

 

この記事はこんな人にオススメ
  • コートを着るのが邪魔くさい
  • ダウンを着る程寒くない
  • ツイードジャケットを上手く着こなしたい

 

【おじさんくさい?】ツイードジャケットを真冬のメンズコーデに取り入れてみよう

ツイードジャケット

ツイードジャケット

元はカントリー

ツイードジャケットは分厚くて粗い生地感が特徴の冬を代表するアイテムです。

ハリスツイードを使用したジャケットは、この時期セレクトショップに行くと一度は見かけることがあるでしょう。

ツイードジャケットの起源を辿ると元々冬の寒い時期に、農家や漁師が着る作業着でした。そしてその機能性に目をつけた英国貴族が乗馬やハンティングをする際の衣装、カントリージャケットとして取り入れていきます。

ノーフォークジャケットとかを画像で見たことのある人もいるのではないでしょうか。

保温性が高い

ツイードはいわゆる紡毛素材で空気をたくさん含むことできるので、保温性が高いのが特徴です。

寒い冬の時期も単体で着用することができ、逆に室内では暑くて着ていられないほど。

 

後ほどコーデの項目でも触れますが、ツイードジャケットを着用するときは、インナーに厚めのニットを着て、マフラーを巻いておけば真冬の防寒対策としては十分です。

豪雪地帯のような極寒の地に行かない限り問題ありません。

ただし中には薄い生地のツイードもあり、それらは防寒性に劣るので選ばないようにしましょう。

耐久性が高い

ツイードはとても頑丈な生地なので、気負いなくガシガシ使うことができます。

また長年使うことによって味が出てくるのも特徴です。

初めて袖を通した時こそ硬いツイードですが、着用を重ねる内に柔らかくなって着心地がよくなってくるので、20年以上着用し続けている方もめずらしくありません。

経年変化として革靴同様に魅力的なところですね。

本場英国ではツイードジャケットを親子3代に渡って継承させていくこともあるそうですよ。

普段使いしやすい

普段プライベートシーンでジャケットを着慣れていない方だと、ジャケットコーデに敷居の高さや難しさを感じてしまうかもしれませんが、ツイードジャケットの場合は比較的着こなしやすいと思います。

なぜなら生地が分厚くザクザクしてるので、ジャケット特有のドレス感がいい意味でなくなり、デザインによってはブルゾンみたいにカジュアルに羽織ることが出来るんです。

全くかしこまらないので、普段使いにぴったりなんですが、生地によっては逆に野暮ったく見えたりするので、選別が必要になってきます。

おじさんくさい?

ツイードジャケットのネガティブな点は、「おじさんくさい」「野暮ったい」というイメージが付くことがあること。

もしかしたら昔、お父さんやおじいちゃんがよく着ていたこともあって、そんなイメージがついているのかもしれません。

 

ただこのイメージは実像とかなりギャップがあります。

実際に世界のウェルドレッサーたちは冬の時期にツイードジャケットをお洒落に着用しており、おじさんくささを全く感じさせません。

大事なのはいかに自分の年齢に合う生地選びやコーデが出来るか。

 

まず生地選びの点で考えるとハリスツイードが参考になると思います。

モダンな色柄が揃っているので、もしツイードがおじさんくさいと思っていたとしたら、その印象がガラッと変わるかもしれませんよ。

最初は無地のネイビーやブラックあたりを狙えばいいと思います。

コーデに関しては次項にて。

 

コーデ

真冬のオススメコーデはタートルニット合わせ。

ジャケットとのシンプル2点構成なのでめちゃ簡単です。

後はマフラーを巻いておけばOK。

寒くならないようにニットはハイゲージは避けて、ミドル〜ローゲージのものを選びます。

 

まずはブルーデニムにスエードチャッカブーツを合わせた王道の着こなし。

ツイードジャケット

ツイードジャケット

茶系の色が入ったツイードジャケットは下手すると野暮ったくなりかねないですが、白黒加えた三色構成の柄がモダンなので、かなり使い勝手がいいです。先ほど話したハリスツイードにはこういう生地が多いですね。

とはいえコーデがカントリーテイストに振りすぎないように、黒のニットとマフラーで都会的になるように意識しています。

 

このコーデとは真逆の、スポーツテイストをミックスさせたコーデとして、イージーパンツやバックパック、スニーカーを合わせるのもオススメです。

ツイードジャケット

このコーデの場合は、時計やバックパックなど小物も含めてモノトーン主体で組んでいるのでモードテイストも入っています。

www.yusanpo.com

場合によってはインナーダウンを挟んだりもします。

www.yusanpo.com


どっちのコーデにも黒のタートルを着用しているのですが、野暮ったくさせないという点で、ツイードジャケットとの相性の良さを感じました。

どんなコーデを組むにせよ、「シンプルに」「都会的に」を心掛けながらコーデしてやると、ツイードジャケットをモダンに着用できるかと思います。

 

シャツやカーディガンを使ってレイヤードを楽しんでもいいのですが、ツイードジャケットは生地の特性上、あまりコテコテしたコーデをすると全体の雰囲気が土臭くなりますので、さじ加減にご注意ください(おじさんくさいに繫がる)。

コートを着てもいい?

今回「ツイードジャケットはアウターとしてオススメですよ!」と書いてきましたが、そもそもツイードジャケットはアウターなんです。

なので本来の作法として、ツイードジャケットを着る時にコートは着ません

 

とはいえどうしても寒いときはそんなこと言ってられないし、なによりファッションは自由なので、明確なルールがない限りは作法とか気にせずに好きなように着るべきだと思います。

ただ一応はそういうルール的なものがあるということを知っているだけでも、幾分か心持ちが違うと思いますので、補足しておきました。

まとめ

ここがポイント
  • ツイードジャケットは防寒性が高く、頑丈。
  • カジュアルな雰囲気なので普段使いしやすい
  • 野暮ったくならないようにコーデはシンプルに、都会的に

豪雪地帯では迷わずダウンジャケット着てくださいね(笑)

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