こんにちは、遊佐です。
秋ですね。
服を楽しめる季節が来ましたね。
服を楽しめるとはつまるところ、デコれるということで、羽織ものを登場させられるということです。
最高気温こそ20度台ではあるものの最低気温が10度代前半の日も出てきますので、羽織物、ライトアウターが活躍します。
主にシャツ、ジャケット、ブルゾンといった具合に大別できますが、具体的にはどういうものを持っていると便利なのかという話を今回していきたいと思います。
- いよいよ秋到来。さて何着ればいい?
- どういうコーデをすればいい?
【メンズ秋の羽織もの4選】秋がやって来た!おすすめのライトアウターは?コーデに必要なアイテムは?

シャツアウター
まずはシャツアウターですね。
今回ご紹介するカテゴリーの中では最も軽衣料に近いので、秋の入り口には最適といえます。
シャツアウターとはその名の通り、アウターとして使えるシャツのことですが、実際は定義が曖昧で、普通のアウターと何が違うん?というようなデザインのものも多いです。
厳密にシャツアウターの定義に立ち入ったりはしませんが、要はシャツのような薄手生地が使われているところがポイントになっており、軽衣料以上重衣料未満の立ち位置にあり、今時分の季節に重宝します。

僕は今季、これぞシャツアウターというような一着を仕入れました。つまりシャツのディテールを備え、シャツよりも少し地厚な生地で、そして裏地が付いているという、シャツアウターのお手本みたいなやつです。
正直、街中でシャツアウターを着ている人はまだまだ少ないかなと印象です。そもそもシャツアウターという名前自体が一般的に浸透していないですし、さきほども話したようにアウターとなんら変わらないのにシャツアウターと命名されているものも多いので、ポジションが築けていない感は否めません。
ですが本来の定義に立ちかえって何故誕生したのかの経緯を知ると、シャツアウターはかなり有用で「今まさにこういうのがちょうどいい」というアイテムの代表格かと思います。
Gジャン
クリーンなファッションが台頭してからは下火になっていましたが、Gジャン人気はデニム同様ここ数年右肩上がりになっており、特にドメスティックブランドにおいてはシグネチャー的な感じでラインナップしているところが多くなりました。
人気の要因の一つには、「Gジャン」ではなく、「ブルゾン」として認識されるようになったところが大いにあると思います。名称もGジャンではなくトラックジャケット、デニムブルゾン、デニムジャケットなどといった表記になっていることも多いですね。
要はクリーンなファッションと相容れないだろうと思われていたGジャンですが、そうでもなかったというか現代的に再解釈されている次第。
僕もながらく遠ざけていたアイテムでしたが、10年ぶりくらいにワードローブに復帰させようと思います。

ヴィンテージカラーを今季一着仕入れました。
ミリタリージャケット
ミリタリージャケットは昔から根強い人気があり、多くの方が一度は袖を通してきたアイテムなのではないでしょうか。カジュアルはもちろん、ドレススタイルとも相性がよく、むしろ昨今は後者での使い方が人気のような気がします。
人気どころはM43とファティーグジャケット。

こちらがM43。

そしてファティーグ。
オリジナルの古着、あるいはブランドのレプリカを購入するかはその人次第になりますが、僕は後者のものを選んでいます。
ミリタリーとドレスを組み合わせる。例えば腕時計もその方式に当てはまります。

ここでパイロットウォッチは避けたいところですね笑
シェルジャケット
アウトドア由来の機能アウター「ハードシェルジャケット」。
アウトドアアイテムをファッションに用いるスタイルは励行されて久しく、近年はアークテリクスを筆頭にファッション性を意識して作られたシェルジャケットも多く見かけるようになりました。
ミリタリージャケット同様にカテゴリーミックスコーデの代表例ですね。

スラックスや革靴と合わせて都会的にコーデするのが醍醐味です。というよりカジュアルアイテムと合わせると本物のアウトドアマンになってしまうおそれがあるので、ファッションという観点ではおすすめしないですかね。
ファッションだけでなく旅行用としても有用なので、個人的に登板機会はけっこう多いアイテムです。
必要なアイテム
挙げてきた中ではGジャンとミリタリージャケットが特に人気だと思いますが、そのほか含めどのアイテムを使おうが、コーデにおいて必須ともいえるアイテムがあります。
それはスラックスと革靴です。
挙げてきたアイテムはその特性上、カジュアルまたは無骨なものであるので、下半身はドレス系でまとめて全体を整えるスタンスでいたいんですね。
なのでパンツはウールのスラックスやドレスチノがいいでしょう。もちろんカジュアルなデザインであることは言うまでもありません。いかにもビジネス用のものは避けて。
革靴は表革黒ローファーがあれば一通り賄えますが、余力があれば外羽根のフルブローグ、プレーントゥ、Uチップ、といった革靴の中でもボリュームのあるものをストックてしておきたい。

例えばこのコーデでは外羽根フルブローグが使われています。
ローファーでもいいのですが、もう少し無骨なイメージで統一させたいなという際は、こういった靴がはまります。他にオールデンのプレーントゥなんてのもいいですね。
選択肢が多いので、おすすめとして写真で使われているクロケット&ジョーンズのペンブローク、特に黒色をおすすめしておきます。表革黒のドレス感とカジュアルなフルブローグの組み合わせは、汎用性が高く使い勝手いいですよ。
まとめ
- シャツアウター
- Gジャン
- ミリタリージャケット
- シェルジャケット
秋はアウターとして、そして冬はインナーとして使えますので、汎用性があり長く活躍します。ちょっとお金をかけてもいいアイテムかもしれません。