こんにちは。遊佐です。
今回は富山のティーラウンジ「りんどう」をご紹介いたします!
張り切ってお伝えしたものの、そう簡単に行ける場所ではないということを先にお伝えしておきます。
実は「りんどう」は標高2450M地点の場所にあるんです。
「行けるか!そんな場所に。そんなお店紹介するな」
と、もしかしたら思われたかもしれません。
しかしご安心下さい。
「りんどう」は立山登山の拠点「室堂ターミナル」内に入っており、バスで登って来られるので、全く問題なく行けます。
とはいえ、「りんどう」だけを目当てに室堂へ行くのはロック過ぎるので、是非とも立山登山の一環として「りんどう」に行って頂ければ幸いです。
以前に書いた立山登山体験記の記事にこのカフェを少しだけ登場させておりまして、今回の記事はそのスピンオフ的な位置付けです。
それでは早速いきましょう!
ティーラウンジ「りんどう」は立山登山のオアシスである
ご当地ケーキ
「りんどう」の名物はシフォンケーキと水出しコーヒーセット。
なかなか独創的なデザインのシフォンケーキだと思いませんか?
実はこのシフォンケーキ、「あるモノ」をモチーフとして作られております。
ヒントは「黒部」という場所です。
上からでは分かりづらいですよね。角度を変えます。
分かった方おられましたか?
正解は黒部ダムです。
その名も黒部ダムシフォンケーキ。
ダムであるシフォンケーキから、生クリームがまさに「放水」されているところです。
黒部ダムはその放水模様が人気で一大観光スポットになっています。毎秒10トン以上の水が霧状になって放水される様は、圧巻の一言です。
ビッグサイズ
このシフォンケーキなんですが、写真で見ている以上にでかいんです。
1人で食べられないとまでは言いませんが、店員さんから数人でのシェアをオススメされるくらい大きいんです。
そして大事なのが食べる時の自分のコンディション。
ホテルに宿泊している方なら、ご飯の後に寄るパターンもあるでしょうが、大体は登山後に訪れます。
実はこの時の僕は、最大級に疲れていました。
登山を終えて室堂に帰ってきた時は、疲労感はあったものの心地良い状態ではあったんですよ。
おそらくソファに腰かけた途端、一気に緊張の糸が切れてしまい自分でも気が付いていなかった疲労が出たものと思われます。
そんな時に迫力満点のケーキが目の前に出てくると、ケーキの攻撃力が高すぎて直視出来ないんですよ。
「これはあかんやろ」
思わずぽろっと口にしてしまいましたが、そうも言ってられないですよね。
目は虚ろ、動きは幾分も鈍化した状態で、僕はフォークを握り、ゆっくりそれを口に運びます。すると、
フワっ←【軽さの意)
おや?
思っていたより軽い食感じゃないか。
もう一口いってみよう。
やはり軽い。そして、
美味い!!なんだこれは。
今回は二人でシフォンケーキを食べたのですが、半分は余裕で食べ切ることができました。
逆に相手は途中で食べられないと言ってきたので、相手のケーキの分まで食べることに。
食べ進むにつれて、さっきまで疲れ果てていた僕の顔に生気が戻り、見事平らげた時には僕は完全復活を果たしていました。
最初はどうなることかと思いましたが、まさかの完食+栄養補給となりました。
セットで出てくる水出しコーヒーがこれまた美味しいんですよね。
立山の湧き水を使って抽出されたコーヒーは冷たさも相まって、暑さでうなだれていた僕の癒し水となりました。
2450M地点
写真のこの場所が、立山登山のスタート地点ともいえる室堂です。
僕はちょうど、登り終えて帰ってきたところでした。
さっきの立山と書かれた大きな石から反対側に、室堂ターミナル内のホテル立山があります。
店内からは、立山の雄大な眺めを見ることが出来、最高のロケーションでカフェを楽しめますよ。
時間の許す限りゆっくりしてきましょう。
それでは本日はこのへんで。
最後まで読んで頂きましてありがとうございます。