こんにちは、遊佐です。
急に思い立って始めた立山登山レポートも、いよいよ最終章となりました。
vol.1, vol.2は以下からどうぞ。
文章を書くというのは難しいな~と思いながらも、こんな記事でも読んで下さっている方がいるというのが励みになっています。
それでは登山レポート最終章まいります。
【登山レポートVol.3】さらば立山!また会う日まで
山頂でカップラーメン
無事に登頂を果たして後は下山するだけですが、ここで昼食をとります。
といっても途中の山荘で食べようと思っていたので、何も食べ物を持ってきてなかったんですよね。
どうしよっかなーと思ってまわりを見渡していると、カップラーメンを食べている人が沢山いました。
「もしかして皆、カップラーメンと湯沸かしセットを持ってきているのかい??」
と思っていたら、
山頂の売店で日清カップヌードルが普通に売られていました。
しかもお湯サービス付き。
これって普通なんですかね?
恥ずかしながら山頂に売店があるなんて知らなかったんです。
ブログを読んでてもそんな情報なかったし。
山頂でカップラーメンを食べることに憧れはあったのですが、シングルバーナーや固形燃料などを用意して持って行くのが面倒だったのでスルーしていました。
とはいえ、かねてよりの夢が一つ達成されることに。
「オレ、カップラーメン食べられる」
いや~めちゃくちゃ嬉しかったですね~。
カップラーメンの種類にはノーマル、カレー、シーフードの三種類がありました。
ここはノーマルがプロっぽいかも。
いや、久しぶりにシーフードが食べたい。
大好きなカレー味も捨て難い。
結局カレー味をチョイス。
でも最初にノーマルを頼もうとして発声する直前にカレーに変更したので、どもりました。
「か、カレーお願いシます。」
恥ずかし過ぎる。
ダサすぎる。
絶景を見ながら憧れの「山頂ラーメン」を堪能しましたよ。
ちなみに売店で売られているカップ麺やドリンクは、地上で購入する場合に比べてかなり高いのでお見知りおき下さいませ。
さて名残惜しいですが、下山します。
PM0時頃でした。
山荘でカレーライス
AM1時半
下山中は写真撮影をほとんどしなかったので、比較的早いペースで室堂山荘に到着しました。
室堂山荘は、vol.2で載せたこの写真の辺りにあります。
今から登るぞ~と言っていた時ですね。
行きの半分の時間で帰ってこれました。
下山は登りに比べて楽だったとはいえ、山荘に着いた時は足がガクガクに。
山頂直前の岩山急斜面を下る際に滑らないよう踏ん張っていたので、気付かぬうちに足に負担がかかっていたようです。
足の疲れをとるために室堂山荘で休息をとることにします。
室堂山荘はとても安寧な雰囲気が漂う山荘でした。
こんなところで1ヶ月ぐらい住んでみたいなーと思いましたね。
そしてついにこの瞬間が訪れます。
念願のビールタイム。
「うまいっ!」
一の越山荘で我慢した甲斐あって最高に美味かったです。
頼んだものはビールだけではありません。
昼食がカップラーメンひとつだけでは物足りていなかったので、こちらをオーダーしました。
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カップラーメンカレー味に続いて、カレーライスです。
僕は無類のカレー好きでして普段からよく食べるんですよ。
山の中で食べるという非現実補正も相まって、めちゃくちゃ美味かったです。
載せられないけど、嬉しそうな顔してるな~。
ミクリガ池
腹ごしらえを終え、少し体力を回復させました。
後は、スタート地点の室堂へ向かうだけですが、その前に寄り道をします。
この綺麗な池は、立山のシンボルであるミクリガ池です。
この時期は雪がとけ、立山の偉大な雄姿を、紺碧の湖面に映し出します。
「おおかみこどもの雨と雪」のロケ地に使用されたことでも有名です。
途中こんな場所もありました。
通称「地獄谷」。
いくつもの噴気孔があり、ミクリガ池と同様に立山のシンボルです。
とはいえ、有毒ガスが蔓延し出したこの一帯は現在通行禁止になっています。
地獄と称される荒涼とした雰囲気をここから眺めるに止めておきましょう。
室堂に帰還
PM3時
登山開始後約7時間を経て、スタート地点の室堂にようやく帰ってきました。
スタートした時が懐かしい、そんな風に思える程に充実した登山でした。
バス出発まで時間があったので、ターミナル内のカフェ「りんどう」で休憩します。
この時めちゃくちゃ疲れていたんですよね。
無意識に張っていた気が一気に緩んでしまったようでした。
りんどうでは「黒部ダムシフォンケーキ」を頂きました。
迫力ある見た目ですよね。
観光名所「黒部ダム」の放水が表現されています。
見た目がボリューミーで食べられるか心配でしたが、意外に軽くてぺろりといけました。
なによりとても美味しかったです。
立山の湧水から抽出された、特製水出しコーヒーとセットで頼むと尚良いと思います。
カフェに入る前の僕は本当に死にかけのような顔をしていましたが、ずいぶん元気になりました。
元気になったので買い物しました(えっ!?)
僕が好きなノースフェイスのお店がなんと室堂ターミナル内に入っていたんです。
そこに限定Tシャツが販売されていたので即買いでございました。
立山の座標がプリントされていて格好よくないですか?
さて最後に良い買い物もできてオジサンの体力が見事に回復した頃、帰りのバスが発車する時間が迫っていました。
これで本当に立山とのお別れです。
登山前の期待と不安が入り混じった思い。
登山中に出会った数々の壮大な景色。
美味しかったカップラーメン。
込み上げてくる思いが多々ありましたが、また絶対くるからな!という気落ちでバスに乗り込みます。
立山駅に到着
PM5時20分
帰ってきました。
タイムログを総括します。
- 富山駅出発:5時頃
- 立山駅着:6時頃
- 立山駅発:7時半頃
- 室堂着:8時20頃
- 一の越山荘着:10時頃
- 雄山山頂着:11時頃
- 室堂着:15時頃
- 立山駅着:17時20分頃
出発から丸々12時間はかかっていますね。
次回の抱負は、以下のように設定しました。
- 山荘に泊まる
- 夜空を見たい。
- 早朝の空気を吸いたい。
- もっと立山で過ごしたい。
- 写真スポットを見つけたい
まとめ
僕の初めての立山登山は無事に幕を閉じました。
帯同してくれた友人には心から感謝しています。
アナタが行こうと言ってくれなければ、僕はこの貴重な経験をしていなかった。
これまで3回にわたって書いてきました立山登山レポートはこれにて終了いたします。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。
これからは物見遊山者ぶりを発揮して、好きなことをツラツラと書き続けていきたいと思います。
今後ともよろしくお願い申しげます。
また会おうぜ、TA・TE・YA・MA!
完