こんにちは、遊佐です。
今回は僕が普段愛用しているOliver Goldsmith ( オリバーゴールドスミス )の「CONSUL-50」をご紹介。
購入して5年ほどが経ちますが、今も愛着がわくアイウェアです。
このメガネをかけていると「それどこのブランド?」と普段よく聞かれ、答えても「あんまりよく知らない」「聞いたことがない」とよく言われます。
肌感ですが、確かに他のアイウェアブランドと比べると認知度が少し低いかもしれません。英国ブランドにはそういうところがあったりするんですよね・・・イメージが地味というか。
ですが「知らない」と言い放つには惜し過ぎるほど、歴史のあるブランドです。
芸能人にも愛用者が多いので、おしゃれメガネを探している方は、一度比較検討してみる価値があると思います。
- お洒落なメガネを探している
- CONSULに関して知りたい
- オリバーゴールドスミスについて知りたい
【定番人気】Oliver Goldsmith / オリバーゴールドスミス 「CONSUL-50」の評判は?
オリバーゴールドスミスとは?
Oliver Goldsmith(オリバーゴールドスミス)は1926年に創業した英国のアイウェアブランド。
創業当初は純粋に実用的な「眼鏡」を作っていましたが、そのポジションを確立させた後にファッションシーンへ進出します。
そのファッション性は徐々に評判を呼び、アイウェアブランドとしては初となるファッション誌「Vogue」への掲載にまで至ります。
1950年代〜60年代のオリバーゴールドスミスはヨーロッパのアイウェアブランドの筆頭となっており、まさに黄金時代を迎えていました。
オリバーゴールドスミスの躍進を支えたのは、圧倒的なネームバリューをほこる顧客たち。
顧客リストに列せられているレジェンドたちの名前を見れば、いかにオリバーゴールドスミスの人気が凄まじかったのかがお分かり頂けるかと思います。
- オードリー・ヘプバーン
- マイケル・ケイン
- ピーター・セラーズ
- ジョン・レノン
- ブライアン・ジョーンズ
- グレース・ケリー
- オリビア・ニュートン=ジョン
- ソフィア・ローレン
特にサングラスの人気が爆発し、ファッショニスタの心を釘付けにしました。
時代の波もあり90年代にブランドが一旦休止しますが、2005年に復活。
ブランド最盛期だった50〜70年代のアーカイブを中心に名作の数々を復刻させて現在に至っています。
オリバーゴールドスミスの特徴はレトロモダン。クラシックなデザインをしているんですが、ポップな色使いをしていたり可愛らしい形をしていたりと、絶妙にくすぐってくるものがあります。
定番「CONSUL」
デザイン
僕が愛用しているモデルはCONSUL。
ベーシックなウェリントンシェイプで、流行り廃りのない永遠の定番です。
CONSULはオリバーゴールドスミスの中でも知名度が高く、イギリスの名優「マイケル・ケイン」が着用していたことでも知られています。
ウェリントンで肉厚のフレームはお洒落眼鏡にはもってこいのデザイン。
存在感があるので着用すると顔のイメージががらっと変わるのが楽しいところ。
僕は普段コンタクトをすることも多いので、そのギャップが気分転換になっています。
ベーシックなデザインですけど、よく見るとこだわりの特徴だらけです。
ヴィンテージのような肉厚ながら柔らかい曲線美、そして抑揚がついた太さ。
分かっている人が見ればCONSULだと分かるディテールになっています。
奇しくもチャーチの名作と名前が同じ・・・。
いずれもベーシックなデザインながら、さりげない主張がされている。
こういう作品好きだわ。
丁番は5枚。
パーツや刻印などは全てゴールドで統一されています。
素材
フレーム素材はアセテートです。
メガネのフレーム素材は現在アセテートが主流ですが、オリバーゴールドスミスも同様。
色やサイズバリエーションが多く、ほとんどの人はこの素材で選ぶことになります。
というのも他にセルロイドと鼈甲が用意されているのですが、色バリエーションが限られますし、そもそも中々お目にかかれないんです(オリジナルより店舗別注を狙ったほうがいいくらい)。
ただアセテートでは味わえない艶感だったり存在感は替え難いものがあります。
またブランドサインが筆記体に変わるのも特徴。
スペシャル感がめちゃくちゃありますね(欲しい)。
色
色は Dark Tortoissehell という、こげ茶っぽい色目です。
他にもたくさんの色展開がされていて、特にNero(黒)は人気が高いです。
僕は最初はマイケルケインに倣ってNeroを買おうと思っていたんですが、思いのほか似合いませんでした(涙)。
肉厚の黒縁は難しいですね。
これくらい控えめなデザインだと黒縁でもかけやすい。
逆にDark Tortoissehellは顔によく馴染んでくれました。
アセテートなんだけど、ちょっとセルロイドっぽい色味が気に入っています。
サイズ
CONSULはサイズが4つに別れており、僕がもつCONSULはサイズ50です。
【CONSULのサイズ展開】
- CONSUL-ss(女性でもOK)
- CONSUL-50(女性でもOK/今回ご紹介しているもの)
- CONSUL-s(メンズの一般的サイズ)
- CONSUL-g(オプティカルだけでなくサングラスにも採用されている)
上に行けばいくほどサイズが小さくなり、SSと50は女性の方でも付けられる小さめのサイズです。
僕はCONSUL-sも試着してみましたが、ちょっと大きかったんですよね。
ちなみにマイケル・ケインはCONSUL-sを着用しており、メンズのスタンダードサイズはSになっています。
日本製のオリバーゴールドスミス
オリバーゴールドスミスが2005年に復活を遂げた裏には日本の存在がありました。
当時ブランド再開に向けてディレクションをしていた人物が、オリバーゴールドスミス3代目「アンドリュー氏」とその姪にあたる4代目「クレア氏」。
彼らは休止期間を経てアーカイブを復活させるにあたり、そのフレームデザインを精巧に再現できる工場を探していたのですが中々見つけられないでいました。
そんな中、ついに出会ったのが日本の工場。
フレーム作りの技術は世界一と称される日本の工場と、オリバーゴールドスミスのデザインが一つになった瞬間でした。
現在オリバーゴールドスミスの生産国は日本、イタリア、イギリスの3つありますが、特に技術が要るモデルは日本の工場が手がけています。
幼少期にクレア氏は、セレブたちがオリバーゴールドスミスのアイウェアを着用した写真をよく見ていたそうです。そしてゴールドスミス一族が築き上げた歴史をこのまま絶やしたくないと思うようになり、ブランドの復活劇に繋がりました。
まとめ
- オリバーゴールドスミスは輝かしい歴史をもつ老舗ブランド
- CONSULのデザインは飽きがこない永遠の定番
- ベーシックな形だが存在感があり、ファッション性が高い
- CONSUL-sが男性の一般的サイズとされているが、CONSUL-50とかけ比べたほうがいいい
今回ご紹介しましたCONSULの他にVICE-CONSULというモデルがあるのですが、こちらも人気が高いのでチェックしてみてください。
【CONSUL-50】
ブランド | Oliver Goldsmith / オリバーゴールドスミス |
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素材 | アセテート |
サイズ展開 | s,50,ss,g |
生産国 | 日本 |
主な取扱い店舗 |
コンティニュエ(直営店) オブジェ(東京、大阪、京都)、デコラ(東京、神戸) |