こんにちは、遊佐です。
今回のブログは購入品レビューで、僕が大好きなアイウェアブランド「EYEVAN 7285」からオクタゴンシェイプの「192」をご紹介していきます。
オクタゴンのフレームを手にするのは今回が初めてで、前から1本欲しいなと思って色々物色していましたが、甲斐あって最高の1本に出会うことができました。
オクタゴンをお探しの方の参考になれば幸いです。
- EYEVAN 7285の評判は?
- メタルフレームが欲しい
- オクタゴンシェイプのおすすめは?
【溢れるセンス】EYEVAN 7285の「192」をレビュー!オクタゴンのメタルフレーム
EYEVAN 7285
「EYEVAN7285」は2013年にEYEVANの後継として誕生した日本のアイウェアブランドです。
「着る眼鏡」として日本の眼鏡業界をアイウェアファッションへと導いたEYEVANの哲学を元に、デザイナー中川氏の柔軟な発想から生み出されるデザイン、そして鯖江の技術力が合わさり、後継としながらも全く新しい圧倒的個性を作り上げました。
今では日本はもとより、世界的にも評判のアイウェアブランドとなっています。
シンプル、クラシック、ファッション性が高いeyevan7285をあえて一言で表すなら「精緻」。こだわり抜いた細部の仕様を見ていると「作品」のような印象を受けます。
生産効率といった言葉の対岸にいるような作り方になっていますので、当然のことながら完成に至るまで多くの工程を踏むことになります。
眼鏡作りは工程数がシンプルに価格に反映されますので、eyevan7285の価格帯は高めに設定されていますが、相応のクオリティを備えていると考えてもらっていいです。
ですが人によっては眼鏡にそこまで求めていないという人もいますので、このブランドがどういう人に刺さるかなと考えた時に、例えば革靴や機械式時計などが好きな人が浮かびました。
こういった物は時に工芸品と評されることがありますが、その精緻なディテールには敬意を込めて変態的と言いたくなります。普遍的な姿の中に見え隠れする技巧や意匠に心を奪われるんですよね。
EYEVAN7285はそういうモノづくりをします。
アルミケースのデザインが個人的に好き。眼鏡のパーツにも採用されている通称「EYEVAN7285ストライプ」のデザインがケースにも入っています。
EYEVAN7285には定番モデルというものが存在しません。つまり買い逃すと二度と手に入りません。稀に再生産に応じているようですが、基本的にはこのスタンスをとっているので、気に入った際には迷わず購入に踏み切ったほうがいいと思います。
「192」
オクタゴンシェイプ
サイズ:46–21
色:902(ゴールド)
素材:チタン(テンプルはβチタン)
モデル「192」は8角形オクタゴンシェイプのメタルフレーム。
小ぶりなサイズ感で、女性の方にもはまる眼鏡です。
知的な雰囲気があるクラシックなデザインなんですよね。
実は今回192を購入するにあたって、アーレムの「ガリオン」と迷ったんですよね。ガリオンには美しい彫金が施されており魅力的なデザインでしたが、今回は彫金なしのものが欲しかったということで、192を選びました。
EYEVAN 7285にも彫金仕様のモデルがあり、僕も愛用しているのですがやはり魅力的。
溢れるセンス
惚れたもう一つの要因がレンズシェイプ。
ぱっと見分かりにくいのですがこのオクタゴン、シェイプに個性あり。
微妙にアシンメトリーになっており、まるで手書きで出来たようなシェイプになっています。
眼鏡に限らずですが、シンメトリーの存在はその均整のとれた姿から安心感や美しさといった印象を生むものですが、それが魅力的かどうかはイコールではありません。
むしろアンバランスさの中に魅力を見出せたりすることもあり、それを意図的に作り出せる人がアーティストでもあります。
モデル「192」はそういったアシンメトリーの魅力が詰まった作品。
そういうデザインを実際に着用したときの印象はというと、その収まり具合に感動すら覚えるほどで、顔と一体化するようにデザインされた有機的な構造パーツのように感じます。
もしかしたら左右完全対称顔(対象率100%)の人が着用したら、違和感を感じるのかもしれませんね。
本当に不思議で魅力的なシェイプ。さすがEYEVAN7285と言うべきなのでしょうか、センスが溢れまくっている名作です。
リム部分をよく見ると、丸みを帯びながらも頂点があって角が生まれてるのが分かるかと思います。
これはポインテッドリムというデザインで、ヴィンテージ時計のケースに見られるディテールから着想を得ています。
フラットに見えて立体的。さりげなく表情が生まれるデザインです。
ブリッジ部分も同様で、この細部に拘りまくった仕様にブランドらしさを強く感じますね。
ヨロイ部分のデザインも一癖ありますね。
上から見ないと分からない立体的な作りになっています。
エンド部分にはヴィンテージ眼鏡に見られる滑り止めがデザインとして入っています。
カラー展開が4種ほどあるのですが、僕が選んだこの902番のゴールドカラーが本当に上品で気に入っています。いやらしさなど皆無で、むしろ顔に馴染みやすいとてもいい色味です。
グリーンレンズをIN
グリーン系の薄いカラーレンズを入れました。少し青みがかったグリーンですね。
ゴールドフレームとの相性がよく、狙い通りの仕上がりになりました。
まとめ
- EYEVAN 7285は一見シンプルだが、技巧と意匠が発揮された珠玉の超個性ブランド
- モデル192はオクタゴンシェイプのメタルフレーム。絶妙にアシンメトリーなシェイプで、顔にかけた時の一体感が半端ない
- さりげなく表情が生まれるポインテッドリムに、意匠のこだわりを感じる
- 小ぶりなサイズ感も相まって知的な印象に
シンプルな見た目の中に詰まった、圧倒的なデザインセンスとディテール。オクタゴンシェイプは多くのブランドがラインナップしている定番的なモデルですが、その中でもEYEVAN 7285は一際輝くデザインを放ってきます。