こんにちは、遊佐です。
皆さんは普段ペントレイを使っていますか?
ペントレイはデスク上のペンを一箇所に見やすい状態でまとめておけるので、デスク上を常に綺麗にしておけるし、必要な時にさっと手を伸ばせます。
ただ作業が終わった後にペンをペンケースに戻すのがちょっとめんどくさい。
そんな時に便利なのがペントレイ型ペンケースですが、あくまでペンケース機能が主体になっているため、ペントレイとしては無理矢理感が否めないものが多いんです。
そこで今回は、従来のペントレー型ペンケースの設計思想を根本から見直したアイテム「FLIPTRAY」 をご紹介します。
見た目や機能だけでなく、音や手触りなどの感覚的なところにも着眼したユニークなステーショナリーケースです。
- デスク上がいつも筆記具で散らかっている
- お洒落なペンケースが欲しい
クルッと回転!ペントレイになるペンケース「FLIPTRAY」をレビュー
NuAns
FLIPTRAYはNuAns(ニュアンス)という日本ブランドの商品です。
「Nuance & New Answers for WORKSTYLE」というテーマを掲げており、効率性だけでは到達できない楽しさを実現させるアイテムを開発しています。
見た目や機能だけでなく、触り心地や音、佇まいに漂うニュアンスというものに寄り添ったデザインが特徴です。
開発に関わっているクリエイティブユニット「TENT」は、以前紹介したSLITというファイルの開発にも携わっています。
シンプルな筆箱
FLIPTRAYの見た目は筆箱然としたシンプルな箱。
手に持った時のおさまりがいいサイズ感で、軽い。
イエローの部分はキャンバス素材で出来ているので手によく馴染み、モダンなデザインながら素朴さも感じさせます。
他にシックな色味のスエード素材を使ったモデルもあるので、好みやビジネスシーンに合わせて選ぶといいと思います。
ケースにはマグネットが内蔵されており、ワンアクションで蓋が開閉できるような仕組みです。
蓋を閉めた時の「パタン」という音がなんとも心地よい。
マグネットでしっかり閉まるので、普通に使用している限り勝手に開くことはありません。
この白抜きのブランドサインが本体に映えるんですよね。
ペントレイになる
FLIPTRAYのFLIP(フリップ)は回転の意味。
開けた蓋をそのまま裏側まで回転させるとペントレイになります。
ペンケースが簡単にシックな内装のおしゃれペントレイに早変わり。
トレイにすると自然と傾斜がついてスタンド状態になるので、縦位置にした時に中が見やすいんですよね。
蓋が引っ付いている部分にもマグネットが内蔵されているので、ケースを持ち上げても蓋が外れることはありません。
蓋を裏側に引っ付けたときの音もまたイイ。
見やすい、取り出しやすい
ケース内はシンプルな一室構造。
中身が見やすく、また一つ一つのアイテムが取り出しやすくなっています。
よくあるジップ式のペンケースは視認性が悪く、底をあさらないとペンが取り出せなかったりするのですが、FLIPTRAYではそういう手間がかかりません。
底面には見栄えのするウルトラスエードが敷かれています。
柔らかいので、ペンを置いた時の音がとても静か。
よく見ると少し段差があり、長方形の小さな部屋が用意されています。
実はこの部屋の内部にもマグネットが仕込まれており、クリップ入れとして使えるようになっています。
何かと使うクリップは普通のペンケースに入れると中で散乱してしまうのですが、マグネット内臓の部屋に置くことで動かず固定されるという仕組みです。
細かいところですが、プラスティックで出来た側面パーツが緩やかな曲線状になっていて、ツルッとした触り心地が気持ちいい。
実際に入れてみた
内側の三辺は縦18×横5×深さ1.8(㎝)。
僕が実際に使っている三色ボールペン、シャーペン、定規(三角スケール)の他、クリップを入れてみます。
- ケースに入れられるペンの本数はマックス3〜4本程度
- 三色ボールペンのような太さに対応した深さ
- アップルペンシルも入る長さ
クリップ入れの部屋は、消しゴムや付箋用としても使えます。
ペンは重ねたらもう少し入りますが、メリットである中身の視認性や取り出しやすさが台無しになるのでやめたほうがいいと思います。
どんな人に向く?
ペンを厳選できる人
主にペンケースとして使うのであれば、中身を最低限に絞れる人です。
そもそもそんなにたくさん必要じゃないですよね?
学生の頃はペンを何本もガチャガチャ入れたりしていたかもしれませんが、社会人になって一般的な職種で使うペンの本数は多くても3〜4本程度ではないでしょうか?
またペンを多く持ちすぎることによる弊害もあります。
ペンケースから筆記具を取り出す際に何気なくやっている「探す」とか「選ぶ」というアクションは思いのほか脳のリソースを使うので、仕事や勉強といった作業に意識を集中しなければいけない時に邪魔なんです。
普段無意識にペンをたくさん持ち歩いている方は一度見直してみてもいいかもしれません。
もちろん趣味性に基づくペンケースはこの限りではありません。
僕はもう一つペンケースを持っているのですが、お世辞にも使いやすいとは言えない。
ですがお気に入りのボールペンを収納するケースとして愛用しています。
主にペントレイとして活用する人
普段ペンケースを持ち歩くことはあまりないけれど、デスク上を綺麗にしておきたいという人にもオススメ。
デスク上が散らかっている状態は集中力の低下に直結しますので、仕事や勉強の生産性を上げるためにもペントレイは効果的なアイテム。
僕もFLIPTRAYを主にペントレイとして使う人。
外ではシャーペンや消しゴムを使うことがあまりないので、普段はミニマリストばりにボールペン1本だけカバンにツッコんでいることが多いです。
皆さんの中にも「そういえば最近ペンケースは使わないな〜」という人もおられるはず。
最近の大学生だとiPadをよく使うので、アップルペンシルしか持たないという人もちらほら聞きます。
でもたまにケースの中身が勢揃い必要な時もあるから、ペンケースになる機能はとても便利。
まとめ
- デスクワーク時はペントレイとして使用し、携帯時はペンケースになる
- 大人っぽいおしゃれなデザイン
- 中身が見やすく取り出しやすい
- 使用音や触り心地が良い
色違い、素材違い合わせて4パターンのモデルがあるので比較検討してみてください。ちなみに僕はこのサフランカラーでほぼ即決でした。
【FLIPTRAYのペンケース】
素材 |
メイン素材はキャンバス。他プラスチックなど。 |
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外観サイズ |
約19.5×約6×約2.5(㎝)※縦はブランドタブ含まず |
内観サイズ | 約18×約5×約1.8(㎝) |
重さ | 110g |
色 |
サフラン(キャンバス)、ホワイト(キャンバス) グレー(スエード)、カーキ(スエード) |
備考 |
内蔵マグネット式開閉 |