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【新旧対決】無印良品の隠れ名作「書き込めるメジャー」がリニューアル

こんにちは、遊佐です。

皆さんは無印良品の「書き込めるメジャー」というアイテムをご存知でしょうか?

「書き込めるメジャー」は2009年から販売されているコンベックス型のメジャーで、計測に加えてテープにメモ書きが出来るという特徴を持っています。

派手に脚光を浴びることはありませんが、じわじわ人気を獲得してきた隠れ名作の呼び声が高いアイテムです。

僕も普段このアイテムにはお世話になっています。

 

この「書き込めるメジャー」が今年約12年ぶりに「印が書き込めるメジャー」という名前になってリニューアルされました。 

今回はこのメジャーの紹介に加え、旧型との比較をレビューしていきたいと思います。

 

新型登場となると旧型は店頭からなくなるんじゃないの?と思われたかもしれませんが、現時点では両方並行して販売されています。

また新型の方が当然機能が上だとも思ってしまいがちですが、実際に使ってみるとそうでもないんです。

つまり新旧選択できる限りは新型一択ではなく、自分が好きな方を選ぶことをオススメします。

 

この記事はこんな人にオススメ
  • 普段メジャーを使うことが多い
  • 計測したデータを書いたメモをなくしたことがある

 

【新旧対決】無印良品の隠れ名作「書き込めるメジャー」がリニューアル

印が書き込めるメジャー

印が書き込めるメジャーとは?

コンベックス

「印を書き込めるメジャー」は、いわゆるコンベックス。

テープはスチール製で、テープを引き出している状態を固定させるロック機構が付いています。

印が書き込めるメジャー

テープを引き出した時に角を下にスライドさせると、任意の位置でテープが固定される仕組みです。

スライドを戻すとテープが自動的にケースへ収納されていきます。

スライドが甘いとロック出来ていない時があるので、深くしっかりと押した方がいいです。

 

テープの長さは2.5m。

軽くてコンパクトなので携帯しやすいです。 

小物や家電、家具などの計測にちょうどいい長さですが、DIY用として使うには少し役不足。

テープに書き込める

通常のメジャーに比べてテープのホワイトスペースが広いのが特徴。

印が書き込めるメジャー

普通は測った値を紙にメモするわけですが、直接テープに目印を入れてしまえということです。

鉛筆やシャーペンを使えば、書いた後に消しゴムで綺麗に消すことができます。

ただホワイトスペースが広いかわりにインチ表記がないので、使用用途はもっぱら家庭用に限定されますね。

具体的な使用用途として、例えば収納棚を買おうと思ってお店で測っている時。

印が書き込めるメジャー

普通は収納したいアイテムのサイズが書かれたメモ帳を都度参照しながら計測するわけですが、メジャーとメモ帳との目線の往復が地味に面倒くさい。

また計測とメモ書きのアクションをスイッチさせるために、メジャーと紙またはスマホを持ち変える動作もこれまた面倒。

この「2つの面倒くさい」は、計測動作とメモ動作が分けられてしまっているから起こっています。

 

その点、「書き込めるメジャー」はどうか。

  • 計測したデータをわざざわ紙に書き起こしたりスマホにメモしたりする手間が省ける。書いたメモが紛失する心配もない
  • 計測中にメモを参照する必要がない。だってテープに書き込んであるんだから

テープへ直接メモ書きすることで計測動作にメモ動作を一体化。

何気ないちょっとした動作を省略するだけで、一連の動作がスムーズになります。

 

また収納棚に収納アイテムの実寸値が記されたテープを当てることで、視覚的に収納したときのイメージがしやすい。

これは単なる数字の記録に過ぎないメモ帳にはできないこと。

ミニマルなデザイン

真っ白で正方形という外観が雰囲気を出しているデザイン。

よくあるコンベックスだと黒いロック機構がおんぶのように乗っかっていることが多いのですが、この商品はケース本体と一体化させているので見た目がスマート。

印が書き込めるメジャー

テープの長さを表す「2.5」の入れ方も好みです。

 

旧型との違い

どこが変わった?

印が書き込めるメジャー

冒頭でお話ししたように、「印が書き込めるメジャー」には旧作「書き込めるメジャー」があります。

どこがどう変わったのか?

  1. 長さが2mから2.5mになった
  2. メモリの並びが逆向きになった
  3. メモリのフォントサイズが大きくなった
  4. ロックの仕方
  5. ストラップ穴がなくなった
  6. 外観デザイン

 

この中で特に2、3、4に関しては、僕みたいに旧型を使っていた人からすると大きな変化。

メモリの並び

一番の違いはメモリの並びが逆ということ。

印が書き込めるメジャー

実は旧型のメモリは、一般的に作られているメジャーとは全く逆向きの並びになっているんです。

つまり左手でケースを持って、右手でテープを引き出すということ。

 

一般的なメジャーを使っている人はこの仕様に違和感を感じるかもしれませんが、右手にペンを持てるので書き込む際に便利なんです。

特に壁面で書き込む際にはとても役に立ちます。

逆に新型は右手でケースを持たなけれないけないので、壁面で書き込む作業は難しい(左利きの方は問題なし)

ホワイトスペース

新型と旧型ではメモリのフォントサイズがこれだけ違います。

印が書き込めるメジャー

新型はフォントサイズが大きくなってメモリ自体は読みやすくなっていますが、ホワイトスペースが小さくなったので、当然ながら文字を書き込むスペースも小さくなっています。 

印が書き込めるメジャー

測った値の数字を囲ってその横に一文字を入れるというのが実際のシーンでの使い方。

スペース的に長い文字列を書き込むことはできません。

だからこそ新型のタイトル名が微妙に改変されているのかもしれませんね。

3文字以上の文字列を書きたい時は、ホワイトスペースが大きい旧型の方が使いやすいです。

印が書き込めるメジャー

細かいこと言うと、フォントサイズが大きくなってメモリの数字自体の視認性は上がりましたが、文字を書き込んだ時のテープ全体の視認性は落ちたかな〜と思っています。

旧型はフォントサイズが小さくホワイトスペースが大きいので、文字を入れた時にその文字が際立ってすごく見やすいんです。

ロック機構

旧型は新型と違ってロック機構が自動式。

印が書き込めるメジャー

テープを引いて任意の位置で離すとオートロックがかかるようになっています。

新型でオートロックをなくした理由はよく分かりませんが、僕はオートロックのほうが使いやすいな〜。

総評

印が書き込めるメジャー

実際に使用してみて、旧型の方が「書き込めるメジャー」としての性能は高いと感じました。

ただし以下の方は新型を選んだほうがいいと思います。

  • 純粋に計測だけ出来ればいい
  • 旧型のメモリの並びが慣れない

見た目は新型の方が洗練されていると思いますが、僕はこれまで通りメモ書きしやすい旧型を使っていこうと思います。

まとめ

ここがポイント
  • 「書き込めるメジャー」シリーズは計測とメモを同じ動作で行えるので、作業がスムーズになる
  • 軽くてコンパクトなので携帯しやすい
  • 商品本来の機能としては、旧型の方が使いやすい

何故かド派手なカラーリングのメジャーが多い中、無印のメジャーは落ち着いたデザインを採用しているので、それだけでもポイントが高いです。 

 

【印が書き込めるメジャー】

長さ

2.5m
素材

ケース:プラスチック(ABS樹脂)

テープ:スチール

サイズ

51.5×51.5×1.3(㎝)

白のみ
備考

内蔵マグネット式開閉

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