皆さんこんにちは、遊佐です。
このブログに掲載している写真のほとんどは、FUJIFILMのコンデジ「X-100F」というカメラで撮っています。
僕はこのカメラが大好きで、いつもカバンの中に入れて持ち歩いています。
今回のブログでは、僕がX-100Fと出会った経緯について書きました。
スーパーコンデジ「FUJIFILM X-100F」との邂逅で後悔した話
一つの後悔
X-100Fの購入経緯を書くにあたって、話はX-T2購入後に遡ります。
僕は元々、同じFUJIFILMの一眼レフ「X-T2」を持っていました。
実はX-T2を購入してから2週間後くらいに、同じ一眼レフである「X-PRO2」を購入すればよかったかもという後悔の念に駆られたんですよね。
X-PRO2はX-T2と並んで、当時FUJIFILMの双璧をなすフラッグシップ機でした。
X-PRO2の存在は元々知っていましたが、X-T2購入時は一眼のカメラ然としたデザインのものが欲しかったので、X-T2一択でした。
ですがX-T2を購入して数日後に、youtubeでX-PRO2のプロモーション映像を見たときに、「このカメラってこんなに格好よかったっけ・・・」と不覚にも?思ってしまったんです。
これまで一眼らしいデザインしか頭になかったところに、レンジファインダー型のデザインが動画でかっこよくアピールされていたのは、中々の衝撃でした。
次の日に早速、電気屋さんに実機を見に行ったのですが、これまで何故に購入対象にならなかったのか不思議なほど恰好いいカメラでした。
そして自分に問いかけます。
「お前は何故このカメラの格好良さに、最初から気付けなったのか?」
フラグが立つ
それからは電気屋さん通いが始まります。
仕事終わりにひたすらX-PRO2を見に行きました。
見れば見るほど格好良いんですよね。
機能面や使用感は二の次で、レンジファインダー型のデザインにひたすら見入っていました。
惚れ過ぎてX-T2との2台持ちを考え始めるほど、次第に購買欲が出始めます。
それと同時に溢れ出す後悔の念。
「しまったな~あの時にX-PRO2を買っておけばよかったな。」
ここで後悔という不快感を解消する為に僕が出来ることは2つ。
- X-PRO2を買う
- X-PRO2を嫌いになる
僕は2を選択し、X-PRO2を徹底的に全否定し始めます。
- ビルトインダイヤルが使いにくいから、実戦向きじゃないよね
- なんかバカでかい羊羹みたいじゃね?
- よく見たらX-T2の方がお洒落だわ
そして半ば強引に結論を導き出します。
「オレはX-T2を買って正解だった」
完全に認知的不協和に陥った僕は、無事に!?X-PRO2の呪縛から解き放たれて購入を思いとどまります。
しかしX-PRO2のレンジファインダー型のデザインは、頭の中に強く印象付けられていました。
結局これがフラグとなり、後にX-100Fの購入につながります。
X-PRO2への未練を断ち切ってからは、X-T2で写活をしていきます。
これまでX-T2を買ったことを後悔したなどと散々に書いてきましたが、実際はすごく楽しめました。
今では愛着が沸いているほど気に入っている愛機です。
買って早々に浮気しようとしてゴメンナサイと言いたい。
サブ機が欲しくなる
しばらくすると、もう少しコンパクトなカメラ「サブ機」が欲しいなと思うようになったんですよね。
カメラ初心者が購入して半年足らずでサブ機が欲しいなんて、顔洗って出直してきなさいという話ですが、僕にとってX-T2のデザインはカメラ然とし過ぎており、普段使いには少々派手に感じていたのです。
まずはX-E3が候補に挙がりました。
しかしどうしてもデザインが好きになれなかったので、購入を見送ります。
X-E3オーナーの方ごめんなさい。
そんな時、FUJIFILM売り場の端っこで素敵なオーラを放っているカメラに出会いました。
ついにX-100Fとの邂逅です。
X-100Fと出会う
X-100FはX-PRO2と同じくレンジファインダー型のデザイン。
あの時見惚れまくったデザインです。
X-PRO2の時以上に実機を見つめ、触りまくったのを覚えています。
レンジファインダー型の端正なデザインに魅了された僕は家に帰ったあと、このカメラに関するあらゆる情報を集めました。
実はこの時すでに購入の意思はほぼ固まっていたので、後は機能面や付加価値を検証して自分の背中を押すのみ。
自分が一目惚れした物の後押しなんて、なんとたやすい作業だろうか(買え買え♪♪)。
調べれば調べるほど、このカメラは買うべきだなと思うようになります。
そしてまたも、あの疑問を自分に問いかけることに。
「お前は何故このカメラに、最初から気付けなったのか?」
これまでいくどとなくFUJIFILM売り場に足を運んでいたのにもかかわらず、この段階になるまでX-100Fの存在に気が付かないなんてどういうことや?という話です。
言い訳をするなら、僕はサブ機を選ぶ際の必須条件に、レンズ交換式の一眼であることを無意識に設定していました。
この条件が設定されていたことで、レンズ固定のコンデジであるX-100Fは選択肢から自動的に除外されていたんです。
視界が狭いとはこのことだよ。
X-100の購入までに時間はかかりませんでした。
数日後、僕は電気屋さんに向かいます(どんだけ通うんだよw)。
実機を手に持ち、買うべきカメラはこれだったんだと気持ちの再確認をした後、満を持して店員さんを呼びます。
「これをください!」
手に入れた時の満足感は言うに及ばす。
いや言いたい。
いや叫びたい。
X100fだーっ!!
まとめ
まとめると、僕の視野はかなり狭かったことがわかります。
- 一眼レフのカメラ然としたデザインしか頭になかった
- レンズ交換式しか頭になかった
もっと客観的に見れていたら、X-100Fの存在に最初から気が付けていたはず。
これはカメラに限らずですが、買い物をする際には視野を広く持たなければと改めて思いました。
これが欲しい!と突っ走っている時こそ、一度冷静になってみることが大事ですね。
決して高くない買い物だけに、後悔なんてしたくない。
とはいえ満足のいく最高のコンデジを手に入れることができたので、これ以上は何も言うまい。
時には回り道も大事である(こりてない)