こんにちは、遊佐です。
先日約2ヶ月ぶりに記事を投稿し、久しぶりのブログ更新となりました。
その一つ前の記事も1ヶ月ぶりの投稿になっており、まとめると3ヶ月の間に更新が一度だけということになります。
「ブログ更新を3ヶ月の間で一度だけ・・・」
これは特に毎日更新をしている方にとっては考えられないことでしょう。
更新頻度が落ちるとドメインパワーが弱まり、SEOつまり検索結果に影響を及ぼすとされていますが、実際はどうなのか?
結論からいうと、アクセス数は減っていません。
そこで今回はブログを2ヶ月間完全放置、また3ヶ月間で更新1回のみで再開した場合、ブログの状態がどうなるのかを実録としてお届けしたいと思います。
- ブログを少し休もうかと思っている
- ブログの更新が止まるとアクセス数がどうなるか知りたい
【実体験】2ヶ月間ブログを放置するとどうなる??
ブログの現状
一口に2ヶ月放置といっても、各人が運営するブログの状況によって影響具合は異なるので、まずは僕のブログの現状を記載しておきます。
運営年数 | 約1年9ヶ月(2020年1月〜) |
---|---|
記事数 | 136 |
月間PV(9月) | 11,750 |
アクセス経路は検索流入がメインで、グーグル80%、ヤフー15%。
僕はブログサービスに、はてなブログを使っていますが、はてなブログからの流入は基本的に1%あるかないかです。
なので今回の検証は、アクセス経路が主に検索流入になっている方が特に参考にしてもらえます。
それでは次項から、ブログを2ヶ月放置するとどうなるかを話していきます。
ドメインパワーが弱まる
皆様、ご自身のサイトのドメインパワーを認識していますでしょうか?
ドメインパワーとはサイト自体の評価を数値で示したもので、SEOに影響を及ぼす要素の1つです。
ドメインパワーを調べるサイトはいくつかありますが、そのうちの一つがこちら。
直近で自身のサイトを調べてみると、この2ヶ月間で18から12に下がっていました。
ドメインパワーが弱まる原因の一つに「更新頻度の低さ」があり、今回はもれなくその影響を受けたようです。
「これはまずい」
と思ってしまいますよね。
では実際に検索順位が下がったのかというと、そんなことは全くありませんでした。
むしろ多くの記事の検索順位が上がり、アクセス数が少し伸びています。
アクセス数は減っていない
6月からの月間PV数を以下に記載しました。
6月 | 10,635PV |
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7月 | 11,270PV |
8月 | 10,050PV |
9月 | 11,750PV |
上下しているものの、放置前に比べてPVは少し上昇しており、今月も9月を上回るペースで推移しています。
実は当初、PVはかなり下がって10,000をきると思っていたんですよね。
ドメインパワーが弱くなって検索順位が下がるだろうと予想していたのもそうなのですが、7月までPVを荒稼ぎしていた記事が季節の影響を受けて一気にアクセスが減ると思ったからです。
バーサタイルショーツの人気ぶりを示すかのように、春から夏にかけてPVを稼いでいた記事ですが、当然ながら活躍するのは夏が終わるまで。
実際に8月に入ってからはこの記事へのアクセスが急激に減っていきました。
ところが激減したPVを補う以上のPVを他の記事達が稼ぎだし、9月が終わってみたらブログのアクセス数が少し上がっていました。
PVをあげている記事それぞれの検索順位を確認すると軒並み上昇。
具体的には以下のような動きでした。
- 検索表示が1ページ目に移動している
- 検索表示トップ3にランクインしている
- 強調スニペットに採用されている
などなど。
ちなみにこれらの記事は急に上昇したのではなく、投稿後じわじわと順位を上げ、直近で上記のような状態になっています。
競合サイトや検索ボリュームによってはいきなり上位表示されることもありますが、記事投稿直後はおおよその順位をつけられ、数ヶ月かけて徐々に正確な評価が付けられます。
コンテンツの質が悪いと、検索順位は上がらず、最悪いつのまにか検索圏外にとばされていることも。
検索結果に関しては、公式にグーグルの評価基準が明示されており、ページ速度や被リンクなどいくつかあるのですが、最も優先すべきだと書かれているのがこちら。
「ユーザーに質の高いコンテンツを提供しているか」
逆にドメインパワーや更新頻度に関しては言及されていません。
厳密にいうとドメインパワーや更新頻度も重要で、間接的に影響を与えてくるのですが、それ以上に記事コンテンツの質が重要だということです。
とはいえ、今回の僕みたいな更新頻度はダメです・・。放置のタイミングが検索順位が上がっていく初期段階だったら、アクセス数は間違いなく落ち込んでいたはず。
クロールされにくくなる?
この現象は自分を含め、一部の人に限られるかもしれません。
というのも、直近に書いた記事2つがいまだにインデックスされないんですよね。
7月に書いた記事も約1ヶ月ぶりに更新した記事で、更新に間を空けてしまっていました。
サーチコンソールのカバレッジでは検出されるもインデックス未登録となっており、何度かインデックスのリクエストをしましたが効果なし。
実は昨年の同じ時期にもブログを約4ヶ月放置しており、放置明けに書いた数記事がいつまでたってもインデックスされないということが起きています。
しかしその後記事を書き続けていくと、2週間後には全てインデックスされていました。
なのでおそらく今回も同じように、更新頻度を上げていくといずれインデックスされるのかなと思います。
一般的に更新頻度が低いとクロールされにくくなると言われているのですが、クロール履歴をみると、更新が止まっている間もきちんとされているんですよね。
なのに新しい記事はなぜインデックスしてくれないのだろうか??
「はてなブログはインデックスが遅いからワードプレスに切り替えた」という人もいるので、色々検証が必要ですね。
→12月26日追記。
インデックスされない件についてまとめた記事があります。
まとめ
結果的には、2ヶ月間完全放置させても、アクセス数は落ちず、逆に少し伸びました。
ただし複数の記事コンテンツが育っていたことで、タイミングが良かったという運要素あり。
- 更新頻度よりも記事コンテンツの質が重要
- ドメインパワーは下がるが、アクセス数に直接影響しない
- 記事がインデックスされにくくなるので、更新頻度は落とさないほうがいい
- ブログ開始初期の頃は記事を育てるために更新頻度を上げたほうがいい
- ブログサービスからの流入が多い場合は、間違いなくアクセス数は減る
なによりコンテンツの質を最も重視すべきです。ただしドメインパワーの維持やクロールのことを考えると更新頻度は落とさないほうがいい。