こんにちは、遊佐です。
皆さんは出かける前や外出先で、スマホのバッテリーが残りわずかしかないという事態によく遭遇していませんか?
「充電しておくの忘れてた・・・」
今回はそんな時に役立つ急速充電器「RAVPOWER RP-PC133」をご紹介します。
- 外出先で急いで充電したい
- スマホとPCを同時に充電したい
【レビュー】スマホとPCを同時急速充電!「RAVPOWER RP-PC133」
最大65W出力
USB-CポートがPD(急速充電規格)に対応しており、Cポート単独で使用した際は最大65W出力での急速充電が可能です。
アップル製品であればiPhoneはもちろん、iPadProやMacBookPro13などの急速充電が可能。
iPhoneであれば30分で50%、MacBookPro13インチは約1.8時間ほどでフル充電出来ます。
2ポートが搭載
この充電器にはUSB-Cポートの他にUSB-Aポートが搭載されており、表記の通りismartという規格になっています。
ismartというのはRAVPOWER独自の技術で、接続したデバイスに合わせた電力を供給して急速充電させるようになっています。
QC(主にアンドロイドスマホで普及している急速充電規格)にも対応しており、最大18W充電が可能です。
iPhoneはQCに対応していないので繋げても18W入力出来ませんが、付属充電器を使用した際の1.5倍程度のスピードで急速充電されます。
優れた2台同時給電システム
この充電器の最も優れたポイントは、2ポート使用時の電力配分機能にあります。
他メーカーが販売する同じようなスペックの充電器では、繋げるデバイスに関係なくUSB-Cポートの最大出力が45Wに指定されているものが多いんです。
これはつまり充電に60W以上が必要になるMacBookPro13 インチを繋いでいた場合、出力が足りずに急速充電できないということ。
しかしこのRAVPOWER充電器は、USB-Cポートに接続した対象デバイスに合わせて出力を調節してくれます。
配分の仕方は、USB-Cの出力が45Wを越えるか否かで変わります。
出力45W以上
MacBookPro13インチなどを接続した時。
USB-Cからの出力:60W
USB-Aからの出力:5W
出力45W未満
MacBookAir13インチやiPadPro、iPhoneなどを接続した時。
USB-Cからの出力:最大45W
USB-A:最大20W(実質18W)
なんて賢いやつなんだこいつは!
コンパクトなサイズ
一般的に出力が大きくなればなるほど充電器は大きくなっていくのですが、今回ご紹介している充電器は30W出力のmacbookair13付属充電器と比べてほぼ同じ大きさになっています。
出力が倍違うのにも関わらず、大きさが同じというのは凄いですよね。
これはGan(窒化ガリウム)という新素材が使われている為です。
従来の素材に比べて電力損失と発熱量を抑えることで、充電器の小型化と効率化が可能になっています。
これで付属充電器を持ち歩く必要は、もはや完全になくなりました。
- 急速充電器は携帯用
- 付属充電器は自宅用
このように分けておきましょう。
そもそも急速充電が迫られる時というのは、外出時が多いですもんね。
カバンからの出し入れをする手間も省けるので、付属充電器はお家で待機です。
この充電器は誰向け?
この充電器が最も活躍するのは、2台同時に充電出来る時。
そしてどちらのデバイスも急速充電出来る時です。
先程この充電器は、USB-Cポートに接続したデバイスに適した電力を出力するという話をしました。
もしMacBookPro13インチをCポートに繋いだ場合、60Wが充電に割かれるので、使える電力は残り5W。
つまりもう一つのポートAにスマホを繋いでいた場合、充電は出来るが急速ではないということです。
ではもしMacBookAir13インチをCポートに繋いだ場合、45Wが充電に割かれるので、使える電力は残り20W。
20Wあればスマホを急速充電することができます。
まとめると以下のようになります。
急速充電するために必要な電力が45W以下のデバイスをCポートに繋ぎ、Aポートにスマホを繋いでいる状態が最も高いパフォーマンスを発揮できます。
最大出力45W未満のデバイスとは先ほど例に出したMacBookAir13インチやiPadPro、iPhoneなどです。
逆に以下のような方々にとってはオーバースペックの商品になりますので、代わりにオススメ急速充電器を同じRAVPOWERから紹介しておきます。
iPhoneしか使わない。そもそも同時充電しない人
1ポートしか必要ない方にとっては、今回の2ポート充電器は無用の長物。
1ポート専用の充電器があるのでそちらがオススメです。
よりコンパクトサイズになるので、携帯しやすくなります。
USB-Cしか使わない人
USB-Aを使用しない方、完全にUSB-C環境にいる方は、USB-Cポートを2つ搭載しているモデルがオススメです。
最大出力数も100Wにアップします。
その分だけ大きさも増しますが、それでも十分コンパクトなサイズです。
まとめ
- USB-Cポート単独使用で最大65W出力
- 2台同時充電の際は、Cポートに繋いだデバイスを基にして適切に電力配分をしてくれる
- サイズがコンパクトなので携帯しやすい
ちなみにiPhoneをUSB-Cポートから急速充電させる場合は、USB-C to lightningケーブルが別途必要になりますのでご注意下さい。macbookやipadは付属ケーブルでOKです。