こんにちは、遊佐です。
ファッションのアクセサリーとして伊達眼鏡を用いる人は多いと思いますが、その中でも黒縁の人気は常に高いですよね。
いつもの雰囲気をがらっと変えられることもあって、最近は太いフレームのものが人気の傾向ですが、扱いやすいのはやはり程よく太めななもの。
そこで今回のブログでは、JULIUS TART OPTICAL（ジュリアスタートオプティカル）のARをレビューしていきます。
- ジュリアスタートオプティカルの評判は？
- ARの良さとは？
- 伊達メガネが欲しい
- 黒縁眼鏡が欲しい
【黒縁眼鏡の王道】ジュリアスタートオプティカルのARをレビュー！サイズ感やかけ心地はどんなものか？
JULIUS TART OPTICAL
JULIUS TART OPTICAL（ジュリアスタートオプティカル）は2017年に誕生したアメリカの眼鏡ブランドで、既に廃業しているタートオプティカルの復刻ブランドになります。
タートオプティカルは1940年に創業し、それまでメタルフレーム全盛だった時代にセルフレームを打ち出してきたこともあって、その後のセルフレーム人気のきっかけを作ったブランドでもあります。
やがて安価品の波にやられて80年に廃業してしまいますが、2000年代にジョニーデップがタートオプティカルのアーネルというモデルを着用したことで再び脚光を浴びることに。
その後ヴィンテージ市場で人気が爆上がりして、ジョニーデップがかけていたアーネルのどんずばサイズのものは数十万円するくらいの価値になりました。それまでは数万円くらいのものだったことを考えると、ジョニーデップの影響は物凄いですね。
こうなってくると、眼鏡に限らずですがヴィンテージを現代に蘇らせたいという動きが出てくるもので、復刻ブランドが現れるようになります。
復刻ブランドはいくつかあるのですが、そのうちの一つが今回ご紹介するジュリアスタートオプティカル。
タートオプティカルの創業者ジュリアスの名を掲げ、著名な眼鏡デザイナー「タミー氏」と創業者の甥である「リチャード氏」が手がけます。
創業者の血統を受け継ぐ人物がいる、かつタートオプティカルの図面アーカイブが使用出来ることから、ジュリアスタートオプティカルが正統後継とされることが多いですね。
生産地は日本の鯖江。
アメリカ性の少し粗い感じも表現されていたりと、タートオプティカルのデザインを忠実に再現しています。
大人気「AR」
今回ご紹介するモデルはブランド随一の人気を誇るARというモデルです。
箱を開封します。
箱の雰囲気と一転してクラシックな雰囲気に。
ちなみにこの眼鏡拭き、めっちゃ気に入ってます。
ARはタートオプティカル「アーネル」の復刻モデルですが、利権の関係でアーネルという名前が付けられず「AR」となっています。
もうめちゃくちゃ人気ですね。
どこのお店でも一番よく売れると言われるくらいで、入荷待ちが発生しやすい。
何十年も前のデザインなのに現代で大人気というあたりが、いかにこのモデルが完成されているかということがわかるかと思います。
タートオプティカルの歴史を背景に持っていることもあいまって、眼鏡初心者には敷居が高いモデルと思われるかもしれませんが、初心者にこそおすすめしたい誰にでも似合う眼鏡です。それぐらい完成された形、デザインです。
色展開も多く、好きな人だと複数色を所有していたりします。
ウェリントンのレンズシェイプで、ちょっとだけボストンぽさも混ざっているでしょうか。
かけたときに、キリッとしているし、柔和な感じもするし、そして洒落ているしと、色々な印象が折り重なるように降ってくる。
ダイヤモンド型のリベットがARの特徴。
完全に埋め込めずに半分浮かせています。
たまに安価なもので模倣品があるのですが、その場合リベットがリベットして機能しておらず、ただ装飾として埋め込まれているので、見たらすぐにわかります。
よく見ていただくと、テンプルをちょっとずらして付けているんですよね。
ヴィンテージはもっとずれて付いているのですが、ARはそのあたりをヴィンテージの個性として忠実に復刻させています。
鼻パッドは割と高さがあり、かけ心地は良好。
ブリッジ幅22というのもいいですね。これが24とかだと合わなかったと思います。
海外ブランドのセルフレームは鼻パッドのボリュームがないものが多く、かつブリッジ幅が広い場合だどずれ落ちてくるんですよね。
ARはそのあたりの心配はありません。
耐久性の高い7枚蝶番。
フレームは少し角を残してエッジがあります。
特に太いフレームでもないでのすが、角がある分、実際よりもほんのりボリューム感があります。刺さるポイントです。
サイズの種類とサイズ感
いくら欲しい眼鏡があってもサイズが自分の顔に合わなければかけられない。
特に顔が大きい人にとってサイズ問題はシビアで、かけたいのにかけられないという辛い状況にあります。
その点、ARはサイズの種類が豊富なので、自分にあったサイズ選びができます。
- 42–22
- 44–22
- 44−24
- 46–22
- 46–24
- 48−22
- 48–24
レンズ径のバリエーションもさることながら、44〜46の３サイズにはそれぞれ２種類のブリッジ幅が用意されており、オーダーさながらの選び方ができます。
スタンダードなサイズは46–22で、僕もこのサイズを選びました。
ジャストなフィッティングですが、よりカジュアルな雰囲気を出すために48−22を選んで大きめにかけるのもありです。
不正解さえ選ばなければ、選び方は自由。知らないうちに手持ちのARが増殖しているかもしれません。
まとめ
- ジュリアスタートオプティカルはタートオプティカルの正統復刻ブランド
- ARはアーネルの復刻モデルで、オリジナルを忠実に復刻させたブランド随一の人気を誇る
- ファッション性が高く、伊達メガネにおすすめ
- 完成されたデザインで、初心者にもおすすめ
- 生産地は日本の鯖江
- サイズのバリエーションが豊富で、自分に合うサイズが見つかる
迷ったらこれ買っとけというくらい間違いがありません。眼鏡好きから初心者まで幅広く利用できる尊いモデルです。
