こんにちは、遊佐です。
今年はバックパックやショルダーバッグなど、鞄の買い替えが一気に来ております。
色々吟味して選んでいるわけですが、その過程で小さなバッグを一つ追加したいなと思ったんですよね。
スマホと財布が入る程度のサイズで、レザーで、クラシカルなデザインがいいななどと条件を出していたら見つかりました。
そこで今回のブログでは、forme(フォルメ)のミニショルダーバッグ「MARCEL」をレビューしていきます。
この記事はこんな人にオススメ
- forme(フォルメ)の評判は?
- 小さめのレザーショルダーバッグが欲しい
- ジャケットスタイルに合うミニバッグが欲しい
【クラシカルなミニバッグ】forme(フォルメ)のショルダーバッグ「MARCEL」をレビュー!ジャケットスタイルにもおすすめです。

forme
forme(フォルメ)は2009年にスタートした日本のシューズブランドで、小林明洋氏がデザイナーを努めます。革靴の街としても知られる浅草に拠点を置き、地場の靴職人たちと作り上げる靴は、クラシックでありながらもモードを感じさせる独特の雰囲気を醸しており、ここ数年の間に人気シューズブランドへ成長しています。
小林氏の強みはデザインに加えて木型の作成ができることにあり、ゆえにフォルメの独特の形が出来上がるようですね。

forme=形。
ドメスティックブランドと相性が良いみたいというか、ショップのバイヤーがそう感じるのか、ドメブラの服を扱う店でシューズ担当として見かけることが多いです。正直、この店もかい!とつっこみたくなるのですが、その分購入チャンスが増えるということでもあるので、一長一短です。
今ではバッグや財布、ベルトといった革製品にまでブランド拡張されており、シューズ同様の人気を博しています。
MARCEL
今回ご紹介するショルダーバッグはMARCEL(マルセラ)というユニセックスモデルで、ブランドの定番となります。オールドコーチのような小振りのヴィンテージバッグがデザインソースになっており、それを現代的に作るなら?という意図の元で作られました。
オールドコーチを見たことがある方ならわかると思いますが、ブランド主張のないシンプルさと真鍮製金具とのコンビネーションがクラシカルで、それでいて頑丈そうな質感が独特の雰囲気を醸しているんですよね。
マルセラのデザインは、まさにそういった特徴が踏襲されています。
さて開封の儀は普段行わないのですが、気持ちのこもったラッピングがされていたので、フィーチャーしたいと思います。





素材はイタリアのバケッタレザーsiena。ベジタブルタンニン鞣しのシボ革で、しなやかでしっとりした質感から上質さが伝わってきます。バッグのサイズ感と相まってとても上品な見た目です。

ライニングにはホースレザー。
一室構造で、ポケットが一つのシンプルな作りです。スマホ、財布、眼鏡ケースくらいは余裕で入ります。

縁部分は一周ぐるっと玉出し仕様に。綺麗なRが描かれてクラシックな雰囲気に。

金具はオリジナルの真鍮製。

ファスナーはWALDES。ヴィンテージバッグの雰囲気に合わせてWALDESがセレクトされているあたりがにくいというか、とても気に入っている部分です。

ストラップの長さは調整可能ですが、一番短くしても本体が胸元まではいかないのでボディバッグのようには使えません。あくまでもショルダーバッグとして。
ストラップを取り外すとミニバッグとしても使えます。
ちなみにフォルメには他にBANKSという兄弟モデルとも言えるショルダーバッグがラインナップされています。こちらは縁がバインダー仕様になっているなど雰囲気ががらっと変わります。よりメンズライクな感じですかね。
コーデ

このバッグはよほどスポーツやアウトドア系に振ったコーデでない限り、オールドコーチよろしく何にでも合わせやすいです。ボーダーTとデニムのカジュアルなものや、ウールコートを使ったシックなスタイルなものなど。
例えばジャケットスタイルにもおすすめしたい。とりわけ画像のようなクラシカルなデザインのものとは好相性で、コーデの一部として機能してくれます。
まとめ
- forme(フォルメ)は小林明洋氏でデザインする日本のシューズ、革小物ブランド
- 定番モデル「MARCEL」はオールドコーチのようなヴィンテージバッグをモチーフにして作られたミニマルでクラシカルなミニショルダーバッグ
- 上質な革と真鍮製金具、そしてサイズ感が織りなす上品なデザイン
- どんなコーデにも合わせやすく、そしてコーデの一部となるデザイン。ジャケットスタイルにもおすすめ。
シンプルでクラシックなミニショルダーバッグをおさがしであれば、マルセラはドンズバではまるかと思います。