こんにちは、遊佐です。
振り返ればお洒落の原点=モテたいだった。
この図式には多くの人が当てはまると思います。僕もそうです。
ですがお洒落しようとして、かえってモテなくなる事例が数多くあります。
そういう現状を踏まえて、世の中にはモテ服やモテコーデといった、「モテ」タイトルのコンテンツが多数存在しますね。
うわーめっちゃ助かる。
なるほどこうすればいいのか。
と、参考になる人がいる一方で、
なんか浅いなーと遠い目で見る人たちもいます。
皆さんはいかがですか?どう感じていますか?
今回のブログでは「お洒落とモテ」について話していきたいと思います。
お洒落し過ぎると何故モテないのか?そもそもモテを目指すべきなのか?モテとはなんなのか?そんな内容です。
尚、この内容は男性に限ります。
- お洒落し過ぎるとモテないのか?
- もしかしたら自分は周りから浮いているかもしれない。
- モテなんてどうでもいい。なんか馬鹿っぽい。
【それ苦手〜️】お洒落し過ぎる男はモテない!好感度は大事です。
お洒落し過ぎているとは?
- お洒落過ぎる
- お洒落し過ぎている
この2つの違いが分かりますか?
「お洒落過ぎる」は格別な敬意がこもった称賛で、お洒落を最大級に言い表しています。
一方「お洒落し過ぎている」は指摘。
- 違和感、不自然さ
- 頑張っている感、キメすぎ
人や場所といった周囲とのズレを指摘しています。ズレ、すなわち周りと不協和音を起こしていることになるので、社会性に欠けることになるんですね。
「社会性に欠ける」
つまり周りからどう思われているかが分かっていないわけですが、中でも悲惨なのが、女性からどう思われているかが分かっていないということ。
女性目線の指摘は客観性がとても高いので、彼女たちの声には耳を傾けることが肝要です。
お洒落し過ぎるとモテない
例えばスーツにローファーを合わせたり(しかも素足履き)、ミリタリージャケットを着てタイドアップしたり。
もし芸能人がこんな格好をしていたらいいのかもしれない。あるいは洋服屋の店員さんがお店でこんな格好をしていたら自然かもしれない。
でも街中で一般人がこんな格好をしている姿は違和感があり過ぎるんです。
これは硬い言葉を使うと、予定調和していないということ。
TVドラマなんかは予定調和されていると、意外性がなくて先の展開が読めてつまらなかったりするのですが、モテファッションの場合は全く逆です。
あるべきところにあるべきものがなく、想定外、筋書き通りじゃない服装に女性はかなり敏感です。
「お願いだから普通にしてよ。もっと他のとこで頑張ってよ。一緒に歩いてて恥ずかしい。」
こんな心の声が聞こえてきそう。
お洒落し過ぎている人は大きく2種類。
- キメすぎマン
- 服オタク
キメすぎマン
昔、学生の頃に無造作ヘアが流行りましたよね。
キメキメに髪を盛るのではなく、テクニックを使って自然を装うヘアスタイル。
このテクニックはテクニックとして受け取れられた時点でアウトなので、いかに自然に装うかがテクニック。
狙ってるけど、狙ってないように見せられるかどうかが肝というわけですね。
ファッションにおいて、この無造作感はとても重要な、いや最重要とも言える要素になっています。さもないと「なに頑張っちゃってんの感」が出て、イタイことになります。
キメすぎマンはドレススタイルが好きな人に圧倒的に多いキャラですね。
キメすぎファッションの怖いところは、やってる本人がキメすぎだと思っていないという点です。これが普通だと本人は思っているんですね。
なので周りが指摘して差し上げないと気づかないパターンが多いです。
本人にとっては余計なお世話でしょうが、気付かないというのはそもそもフォルトなわけなので、仲間がこれを指摘するのは妥当というか優しさですよね、
このブログでも散々言ってきていますが、決め過ぎたファッションほどダサいものはないので、ちょっとでも思い当たる人は即刻改善していきましょう。
服オタク
鉄道オタク、アニメオタク、アイドルオタクなど、世の中には様々な「オタク」がありますが、昔は本当にネガティブな意味で使われていましたね。
ですが今はサブカルチャーが確立され、文字通りオタクは文化となりイメージもずいぶん変わりましたが、それでも「モテ」とは縁遠い存在であります。
服オタクもその一つ。
なんでそんなにお金をかけてるのだろう?
ユニクロとそこまで違いがあるのか?
そんなにたくさん買う必要あるのか?
こんな疑問が投げかけられてそうな人たちが服オタクです。
服オタクはいわゆるオタクとは違うと感じる人もいるかもしれませんが、表立ってそういう言葉が出てこなかっただけで、没頭している以上は十分オタクなわけです。
つまりモテません。
モテなくていいと思っている人は多いでしょう。もちろんモテるにこしたことはないとは思っているでしょうが、それは結果論であって、モテるよりもオタクでありたいと思っているはずです。
それに、そもそもモテる必要があるのかと疑問に感じたり、むしろモテという言葉に嫌悪感を示す人も多いと思います。
特に服オタクの人はモテに対してネガティヴな印象を持ちやすいかもしれません。
社会の価値観が多分に反映されたモテが量産型だとすると、服オタクは試作型と言えるでしょうか。
なのでオタクは量産型が嫌いなのです。しょうもないと思ってしまうんですね。
もしかしたら馬鹿っぽいくらいに思っているかもしれません。
さてモテは馬鹿っぽいのか?
モテと民度
モテ服、モテファッション、モテコーデ。
昨今こんな言葉がコンテンツで使われることが多いですよね。
こういった言葉は以下のようなネガティヴな印象を持たれることが少なくありません。
- 浅い
- 子供っぽい
- 稚拙
なぜか?
民度(人間度)が低くて馬鹿っぽいと思われるから。
人間と動物の違いがどこにあるかというと、脳みそ、つまり理性があるかどうか。
人間は進化の過程で大脳新皮質を発達させてきたわけですが、そのなかでも前頭前野という人を人たらしめている領域の出来如何が人間力、民度を左右します。
一方モテというのは情動、本能によるものなので、動物的な要素。
つまりモテを重要視するというのは、自分は動物ですということを宣言しているようなものなんですよね。
人が人を評価する際に何を重要視するかは民度の高さによって変わってきますが、民度の高さを感じるのはやはり内面重視の人です。知性や人間力がある。明らかに文化水準が高い。
一方で外見重視の人は、話や人間性に深みがありません。
つまりモテは馬鹿っぽいという指摘は確かにその通りなんですね。
ですがそれは一面的な見方でもあり、全体の構造で考えると短絡的な見方とも言えます。
なぜそう言えるのかというと、モテは利用するものだからです。
モテを利用する
モテ服、モテファッションといったコンテンツが多いという話をしましたが、なぜ多いかというと、コンテンツを訴求できる母集団が大きいからです。本能思考の人たちが圧倒的に多いので、本能に訴えるコンテンツが多くなるという理屈ですね。
コンテンツを作るのは民度の高い人たち、頭のいい人たち。モテという要素を使って、本能思考の人たちをコントロールしてるんです。
これはどういうことかというと、モテファッション、あるいはモテコンテンツを作る人は本能思考の人かと思いきや、人間思考をしている人が案外多いということです。
つまりモテは馬鹿っぽいということは理解しているが、社会通念上でのメリットがかなり大きいので、あえてやっているということです。
分かりますか?
さきほどモテのネガティブな印象の一つとして「浅い」を挙げましたが、構造的には逆です。モテの浅さ、単純性を利用して、自分の目的を達成することができるので、むしろ巧妙といえます。
モテに限らずこの世の中は、人間脳の人が動物脳の人をコントロール、搾取する構造になっていることを覚えておくといいでしょう。
モテ=好感度
モテという言葉がどうしても馬鹿っぽいと感じる人のために、言い方を変えましょう。
モテとは好感度のことです。
好感度はめちゃくちゃ重要ですよね。
社会生活の基本は人と人とのやりとり。
仕事も私生活も全て、人対人。
いい奴だと思ってもらうことから全ては始まりますので、好感度は武器になります。
高過ぎるのも問題なのですが、ある程度高くないと、始まるものも始まらなくなる。
どれだけ優秀で綺麗でカッコ良くても、俺は俺だからとツンケンしていたら好感度は低くなり、誰も寄ってきません。
そういう人に限って「あいつらは馬鹿だな、何もわかってねーな」と、ぶつぶつ愚痴っているけです。
僕は馬鹿になれと言いたい。
その方が構造上、得られるメリットが大きく、難易度も低くなる。
モテコンテンツはその最たる例です。
モテファッションなんてと馬鹿にせずに、むしろ便乗して、ファッションというゲームを楽に攻略するんです。
そういう意味で素直に馬鹿になれるやつが一番賢い。
ファッションと仕事という全く関係ない話のように感じる人がいるかもしれませんが、根っこの部分は同じです。
好感度は前提条件のようなもので、ここでマイナス評価をもらうのはもったいないんです。つまり服装ごときで機会ロスを起こすのはもったいない、それはさすがに馬鹿だという話ですね。
キメすぎマン、服オタク、大いに結構ですが、きちんとメタ認知するためにも好感度という言葉と一度向き合ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
- お洒落し過ぎるとモテないのは周囲とのズレを起こすから。メタ認知に欠けている状態。主にキメすぎマンと服オタクの2種類いる。
- 大人になってもモテたいを主軸におくのは民度の低さを露呈する
- モテは主軸におくのではなく、利用するもの
- モテは好感度。社会生活、特にビジネスにおいて必須の要素なので侮るなかれ。
ファッションはツールであるという意識を少しでも念頭においておくといいかと思います。