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【この2種類だけでいい】クロケット&ジョーンズのローファーは「キャベンディッシュ」と「ボストン」をおさえておこう

こんにちは、遊佐です。

本ブログでも何かと取り上げることの多いクロケット&ジョーンズ

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他ブランドと比べてラインナップが豊富で、とりわけ多いのがローファーです。

ハーバード、グランサム、サウスポート、ケンジントン、キャベンディッシュ、ボストン。過去にはシドニーやランガム、リッチモンドなど、とにかく種類が豊富。

ぱっと見は同じような見た目のものもありますが、実は気の利いた差別化がされていまして、これだけラインナップされているのも、なるほどなと思わされます。

ですがジョンロブのロペス、ウェストンの180のように、いわゆる定番モデルと呼ばれるものはやはり限られており、そのモデルが「キャベンディッシュ」「ボストン」です。

今回のブログでは、なぜこのローファーたちが代表作なのか、そして他モデルとの違いについて話していきます。

 

この記事はこんな人にオススメ
  • クロケット&ジョーンズのローファーが欲しい
  • クロケットの定番ローファーはどれ?
  • キャベンディッシュとボストンのどっちがおすすめ?

 

【この2種類だけでいい】クロケット&ジョーンズのローファーは「キャベンディッシュ」と「ボストン」をおさえておこう

クロケット&ジョーンズ 定番ローファー

定番人気ローファー

CAVENDISH

まずはキャベンディッシュですね。

クロケットのみならずタッセルローファーの代表格で、オールデンと並んで人気の高いモデルです。

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比較になるモデルが「ランガム」、「サウスポート」です。

ランガムはタッセルがイントレチャートになっており、グリーンのベルグレイビアを彷彿とさせるデザイン。現在ランガム3にまでアップデートされており、キャベンディッシュ3と同じ木型375が使われています。

サウスポートはタッセルではないのですが代わりにリボンが付属する仕様。

キャベンディッシュよりもカジュアルに履けそうです。個人的にもリボンローファーはおすすめで、機会があれば仕入れたいモデルです。

BOSTON

ボストンはいわゆるコインローファーです。

癖のない形とデザインが初心者から靴好きまで幅広くカバー。

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比較になるモデルが「グランサム」、「ハーバード」。

グランサムは拝みモカになっており、ボストンに比べてヨーロッパライクな印象。

ハーバードは見た目はボストンですが、アンライニング使用になっています。

ちなみにいずれもボストン2と同じ木型376が使用されています。木型が統一されているいるので、純粋にデザインの好みだけで選べるのがいいですね。

似てる

この2つのモデルはデザインこそ違いますが、雰囲気がよく似ているんですよね。

クロケット&ジョーンズ 定番ローファー

クロケット&ジョーンズ 定番ローファー

つまみモカや丸みのあるトゥなど、どこかアメリカンな雰囲気を漂わせます。

アメリカンという表現は、オールデンを想起させるという意味で解釈してもらえればいいかと思います。エレガントさのあるヨーロッパ靴と比べて、オールデンの靴にはいい意味で無骨さがあり、その気の利いてないデザインが刺さるんですよね。ヨーロッパ靴が美形なら、アメリカ靴はソース顔の男前というイメージ。

 

つまりキャベンディッシュとボストンは英国靴だけれどもアメリカンな雰囲気も持ち合わせているということになり、美形と男前の要素をあわせもつ親近感のあるモテ顔を備えているというわけです。

このアメリカンな英国靴ということろがポイントで、他ブランドにはあまり見られないデザイン。ヨーロッパらしい、アメリカらしいという出自通りのルックスになっているモデルが多い中、独自のポジションを築いています。

そのあたりが「キャベンディッシュ」と「ボストン」をクロケットの代表作へと押し上げた要因なのでしょう。

 

クロケット本国、もしくは代理店がどのモデルを推すかによって当然売れ筋、認知度は変わりますので、今後新たな代表作が生まれる可能性はありますが、キャベンディッシュとボストンは殿堂入り扱いで差し支えないかと思います。

 

どっちが欲しい?

もしキャベンディッシュかボストンのどっちかを買うか迷っているとしたら、どちらを選べばいいのか。

タッセルかコインかという「ドレス or カジュアル」というデザインにおける明確な違いがあるので、好みが反映させやすくて選びやすいのでは?と思いますが、そこが選択の決め手にならない場合、次の決め手が何になるのか。

それは、より定番はどちらか?ということ。

もしかしたら賛否あるかもしれませんが、個人的にはキャベンディッシュがより定番かなと思います。

何故なら時代を作ったから。

2010年代後半のキャベンディッシュ旋風は本当にすごくて、クロケットの名を一般層にも十分に知らしめることになったと思いますし、人気が落ち着いた今でも花形スターのような存在です。

対してボストンはこれまで派手な脚光を浴びてきていないので、ぶっちゃけやや地味な存在で、知名度も低め。

その認知度もここ数年で上がってはきていますが、他ブランドのコインローファーの格が高いゆえに、比較検討の際に遅れをとることもしばしば。良い靴なんですがね。

なのでブランドの定番ならぬ大定番が欲しいということであれば、キャベンディッシュを推しておきます。

まとめ

ここがポイント
  • クロケット&ジョーンズの定番ローファーは「キャベンディッシュ」と「ボストン」
  • アメリカンな英国靴という共通性がある
  • より定番なモデルはキャベンディッシュ

クロケットのローファーは手を出しやすい価格帯やシティソールの採用も相まって、気を遣わずにがしがし履けるのでデイリーユースに非常におすすめです。

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