こんにちは。遊佐です。
前回、こんな記事を書きました。
レディー「カガ」から始まった加賀の温泉ツアー。
今回は、前回にご紹介しました山代温泉から少し足を延ばして、山中温泉へ行ってきます。
その前に、前回の記事で載せ忘れたご飯屋さんを先に書かせて下さい。
「まるみ座」という定食屋さんです。
地元の方もちらほらと食べに来られており、お昼時になるとけっこう混みあう人気店です。有名人の方々も多数お見えになっているみたいですね。
今回はお蕎麦とオムレツをチョイス。あとビールも。
まるみ座で印象的だったのは、お店のメンバーズカードです。
その名も、「麺ばぁずカード」です。
可愛すぎて、思わずくすっとしちゃいましたよ。
レディ「カガ」といい、なんなの加賀。
また電子決済サービスも整っており、支払いがスムーズで快適でした。
まるみ座は、前回ご紹介しました「べんがらや」の近所にあります。
さて、ここからが今回の記事のメインです。
加賀温泉駅からバスに乗って約30分程で、山中温泉最寄りのバス停「山中バスターミナル駅」に着きます。
前回の山代温泉からだと、約15分程で着きますね。
山中温泉街は「ゆげの道」と呼ばれ、温泉街らしい情緒あふれる街並みでした。
山中温泉は山代温泉と同様1300年の歴史を持っており、奈良時代の僧「行基」が開いたと伝えられています。
また松尾芭蕉が長く逗留した地でもあり、現在では芭蕉堂という記念館が建てられております。
芭蕉はかなり山中温泉を気に入ったみたいで、「山中や 菊は手折らじ 湯の匂ひ」という句を残しています。
「山中の温泉に浸かれば、菊の露を用いなくても、長寿を望めるだろう」という意味です。
その昔、中国周王朝の時代にいた慈童という少年が、菊の葉からしたたる露を飲んで以降、不老不死となったエピソードがありまして、芭蕉はそのエピソードを基に、句を詠みました。
今回は温泉に浸かっていませが、温泉街「ゆげの道」をぶらぶら歩いみました。
さていかがでしたでしょうか。
今回ご紹介出来ていませんが、山中漆器や九谷焼などの伝統工芸品を扱うギャラリーも揃っており、この地に受け継がれている風土を見聞することが出来ます。
今回あまり時間がなかったので、もう一回行きたいなと思っています。
次回は、加賀の温泉ツアー最終章「お宿編」です。
最後まで読んで頂きましてありがとうございます。