こんにちは、遊佐です。
皆さんは、特に男性の方は機械式腕時計に興味があったりしますか?
僕は大好きで、特にIWCを長年愛用しています。
初めて時計を買った時から8年ほどが経過し、その間色々な時計を見てきたおかげで、周りの人への時計購入アドバイスも時折させてもらうようになりました。
とはいえ、過去には泣きを見るような買い物の失敗もしています。
そこで今回は僕の体験談も踏まえて、失敗しない時計選びに関してのお話しをしようと思います。
決して安い買い物ではないので、失敗は避けなければいけません。
話の趣旨としては、時計選びを始める前の心構え的なものになっています。
つまりは、「そもそも購入する必要あるの?」という感じです。
これから初めて機械式腕時計を買おうと考えている方にとっては特に参考になる記事になっているかと思います。
初心者必見!失敗しない機械式腕時計の選び方
幅広く選択肢を持て
これは買い物全般に言えることですが、一つのモノだけに囚われずに幅広いブランド、モデルの中から比較検討したほうがいいです。
当たり前のことなんですが、早く買いたい病や調べるのめんどくさい病にかかってしまい、リサーチ不足のまま購入している人がけっこういます。
特に初めて買うにも関わらず、ろくに調べていないにも関わらず、お目当てのブランドが決まっている場合は要注意です。
- 憧れの人が持っているから
- 持っている人が多いから
- ステータス感があるから
こんな感じの理由で選んでいたらたぶん失敗します。
僕は20代の頃に初めてタグホイヤーのカレラクロノグラフを買ったのですが、お洒落な先輩が持っているという理由だけで選びました。
初めての自社キャリバー搭載モデルだったので、ちょっと盛り上がってもいたんですよ。
ですが購入して1ヶ月後にたまたま見たある時計を気に入ってしまい、「こっちにすればよかった」と、とんでもない後悔の念に襲われました。
時すでに遅し。
もちろんタグホイヤーが良くないということではなく、僕の好みにあった時計が他にあったということです。
あの時はマジでへこみました。
時計を購入する時は、出来るだけ幅広くブランド、モデルをリサーチをするようにしましょう。
サイズに気をつけろ
時計選びの際は、大きいサイズの時計を出来れば避けたほうがいいと思います。
どれだけ大きくても42mmまでにしておくことをオススメします。
なぜなら時計ばかりが目立ってしまって全体のバランスが悪くなるからです。
そしていかにも時計を見てくれと言わんばかりの、下品さも出てしまいます。
ただしそれを理解した上で、あえて掟破りをするというのはアリだと思います。
僕も44mmサイズの時計を持っていますが、腕周りが寂しくなる夏用にアクセサリー感覚で付けられる時計ということで選びました。
通常なら絶対に選ばないサイズなんですが、認知度が低く、ぎらついたデザインでもなかったので、嫌味な感じが全くしなかったんです。
今でもナイスチョイスだと思っていて、自分史上で最も成功した買い物になっています。
とはいえ、スーツやジャケットスタイルの時だけはやはり小さめのサイズを選んだ方がいいと思います。
袖口に収まりのいいこじんまりとしたサイズを選ぶと、ジャケットとの親和性が生まれて、上品スタイルが出来上がります。
日本人の手首は平均的に細いのでそもそもビッグサイズが似合いません。
なので理想の大きさは36〜38mmです。
もっと小さいサイズを選ぶ人もいるのですが、あんまり小さ過ぎるとあいそないなと個人的に思うので、このあたりのサイズがオススメですね。
人気モデルによっては40mm以上しか作られていないものもあるので、チョイスが難しいところではあります。
時計のサイズに関しては完全に好みの問題なのでどれが正解とかはないのですが、周りからの時計の見え方というものは客観的に知っておいたほうがいいです。
40mmを一つのボーダーラインにしておくといいと思います!
時計のイメージを知れ
どのブランドの時計を選ぶかなんて各人の自由なのですが、 世間一般が時計ブランド各種に対して持つイメージは知っておいて損はないでしょう。
一点注意して頂きたいことは、あくまでイメージなので実像と乖離しているケースもあるということです。
例えば、ロレックス。
長らく高級時計の代名詞とされていますがそれは日本だけで、世界的にはそんなに高級時計としてはみられておらず、どっちかというと頑丈なタフな時計という認識です。
機械式時計にはロレックスを遥かに上回る超高級、いわゆる雲の上時計5大ブランドというものがあります。
- パテックフィリップ
- ヴァシュロンコンスタンタン
- ブレゲ
- ランゲアンドゾーネ
- オーデマピゲ
超絶技巧の匠のワザがふんだんに注ぎ込まれた化け物みたいなモデルばかりですね。
こんな感じでイメージはあくまでイメージということです。
それを踏まえて次をご覧ください。
機械式腕時計はよく車に例えられて、そのイメージを表現されることがあります。
色んな人が各々やっているんですが、みな大体同じ結果になるんですよね。
ということは、そのイメージが世間一般のものということでほぼ間違いないということです。
特にみんなのイメージが合致するのが次の3つ。
- ロレックス→ベンツ
- オメガ→BMW
- IWC→アウディ
僕も全く同意見ですね。
これは単にイメージの合致を意味しているだけでなく、好みの傾向も表しています。
例えば僕はIWCが好きなんですが、車ではアウディが一番好きなんですよ。
この時計を選ぶ人はあの車を選ぶだろうなということです。
あくまで傾向ですけどね。
一度ググってみてください。
色々な人の意見が出てきてけっこう面白いですよ。
ぶっちゃけ好きな時計つけていいと思います。知らないよりは知っておいたほうがいい情報があるよという話でした。
ちなみにグランドセイコーはレクサス。
それ本当に必要?
これはそもそも論なのですが、本当に機械式腕時計が必要なのかな?ということを自問自答してほしいです。
なんでその時計が欲しい?
趣味?
ステータス性を求めて?
例えばもしステータス性を求めているのであれば、立ち止まって考え直したほうがいいかもしれません。
車、靴、時計のメンズ3大ステータス爆上グッズは、今やその効果を失いつつあります。
世間の価値観が大きく変わってきており、特に最近の二十代ではそれを顕著に感じます。
いわゆる周りからの評価という観点からの高級品に興味がなく、本当に自分が欲しいものに投資している子が増えてきているんです。
車はカーシェア。乗っても国産車 。
スーツは着ない。着ても2〜3万円程度のもの。
革靴は履かない。履いても1〜2万円程度のもの
時計はスマホ。つけてもアップルウォッチ
よくよく考えた時に、「あ〜やっぱり俺には必要ないかも」と思えるかもしれませんので、無駄な散財をして不幸になることを防げます。
オーバーホール代もブランドによっては高額になるので、ランニングコストもばかになりません。
もちろん、趣味性で時計を選ぶとかでしたらいいと思います。
先ほども少し触れましたが、機械式時計は本当に素晴らしい芸術品ですからね。
あの変態的な作品にはお金を払う価値がある。
何の為に、誰の為に高いお金出してまで時計買うの?という話でした。
まとめ
さていかがでしたでしょうか
それでは最後にまとめます。
失敗しない機械式時計の選び方
- 幅広い選択肢の中から慎重に選ぼう
- 時計のサイズはアンダー40mmを目安にしよう
- 各ブランドが持つ一般的なイメージを知っておこう
- 本当に欲しいものなのかどうかを自問自答しよう
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それでは最後まで読んで頂きましてありがとうございます。