こんにちは、遊佐です。
今回は僕が普段愛用している「スマイソン」のカレンシーケースをご紹介したいと思います。
普段何気なく使っている際に、周りから「それって何ですか?」と、珍しがられることが多く、どういうものかを説明すると、「わたしも欲しい」とよく言われるんですよね。
スマイソンはもちろん、カレンシーケースとはなんぞやという話をした上で、何が良いのかというところを詳しく解説していきたいと思います。
- SMYTHSON(スマイソン)の評判は?
- カレンシーケースって何?その使い方を知りたい。
- 気の利いたギフトを贈りたい。
【愛用品】SMYTHSON(スマイソン)のカレンシーケースが便利なので使い方をご紹介します
SMYTHSON
SMYTHSON(スマイソン)は英国のステーショナリー及びレザーグッズのブランドです。創業1887年の歴史を誇る老舗で、ロンドンのニューボンドストリート133番地に記念すべき1号店がオープンしました。
スマイソンといえば封筒や便箋、手帳、ノートといったステーショナリーが充実しており、特に手帳やノートが人気。店舗が限られるものの、イニシャルやマークを入れられるスタンプサービスも好評です。
スマイソンのキーカラーが「スマイソンブルー」と呼ばれるとても上品な水色。
スマイソンのレザーグッズは色展開が多彩なのですが、その中でも最も人気で最もアイコニックなのがこの色です。
上品な色味であるのも当然で、スマイソンは王室御用達であり、かつ3つのロイヤルワラントホルダーなんですよね。そういう意味で、英国物を話題にする上では決して外せない格式高い存在です。
ただ、3つのロイヤルワラントを擁する王室御用達ブランドでありながら、日本での知名度はまだまだ高くないようです。僕のまわりでもブランド認知している人はほとんどいませんし、知っていてもかろうじて名前を聞いたことがあるくらいのレベルです。知る限り日本には直営店や代理店がなく、セレクト品として扱われていることが多いので、ブランド認知が拡大していかないのも仕方ないですね。
とはいえブランドの性質を鑑みると、下手にブランド訴求せず今ぐらいの慎ましやかな規模感がブランドの品位を保てそうでいいのかなと個人的には思っています。
国内だと一部の百貨店やヴァルカナイズロンドン、トゥモローランドなどで商品を見ることができます。
カレンシーケース
トラベルオーガナイザー
今回ご紹介するカレンシーケースはブランドを代表するアイテムといっても過言ではないでしょう。
これがどういうアイテムなのかと言うと、いわゆるオーガナイザーで海外旅行の際に役立ちます。
4つあるジップポケットが完全セパレートになっており、外貨が混ざらないように、あるいは領収書やパスポートを入れたりと、一元管理出来るようになっているところがポイントです。
片面にそれぞれ二つのジップが付いており、例えばドル、ユーロ、円がごちゃまぜにならず、外貨の管理ができます。
部屋の裏地はボルドー。こういうところも英国らしいです。英国物は見えないところに凝っていることが多く、ビスポークスーツの裏地ひとつとってもユニーク。日本古来の「粋」と通ずるところがあります。
とにかく薄いので、カバンの中でかさばらず、スマートに収納できるのもいいところですね。
洗練されたデザイン
このカレンシーケースの何がいいって、道具としての潔いまでにシンプルなデザイン。
道具というのは、シンプルな作りであればあるほどいいと思っています。
というのもこの手のオーガナイザーでよくあるのが、「ここは〜用、ここは〜用、ここは〜用」といったように、丁寧過ぎるくらいに対象ごとにポケットが作られてあるデザイン。こういうのは便利そうで実は使い勝手がよくなくて、自己満足的なアイテムになりがちなんですよね。見た目はいいけど、無駄なデザインが多く実用性に欠けるみたいな。
一方でこのカレンシーケースは、ポケット数を4つに絞り、かつ同じ空間で別離構造をとり、部屋の大きさはいずれも同じという、本当に無駄のない洗練された作りです。
無駄がないので、ジップ4色使いが最大限に活きるんですよね。
僕はこういう道具感がきちんと備わっており、使う楽しさのある道具が本当に大好きです。
素材はカーフレザーで、嫌味のない控えめな風合いが光る上質な革だなといつも感じています。
カードケースもスマイソンを使っているのですが、こちらも同素材です。他にもいくつか素材の種類があるのですが、このカーフレザーがスマイソンの代表的な素材になります。
普段使いにおすすめ
海外旅行における外貨管理がそもそもの用途なのですが、実際は日常生活において活躍してくれます。
僕は普段、領収書入れとして使っており、主に2部屋で管理しています。
最近は財布の形態がコンパクトになっているため、領収書を財布に入れることができませんし、入れても綺麗な状態で保管できませんよね。
その点、カレンシーケースは領収書を入れるケースとしてぴったりのサイズ感になっており、何枚もまとめて管理しやすい。
余っている部屋には現金を入れています。何かと現金が必要なシーンもありますので、ある程度ストックしておくと安心です。僕が普段使っているラルコバレーノのお財布にも現金を収納できるのですが、必要最低限の容量なので、他に余力があるとやはり安心。
また、カレンシーケースだけを単独で持ち出すことも多く、その際にはスマホやカードを入れたりしています。ポケットのマチが割とあるので、スマホも難なく収納できます。
ギフトにおすすめ
ギフトとしてカレンシーケースをおすすめしたい。
自分では選ばないし、もらったら嬉しい、そして格式高いブランドといった、成功するギフト要素が揃っていますので、気の利いたあるいはセンスのいいギフトとして喜んでもらいやすいと思います。先ほども話しましたように、まわりと被ることがそうそうなく、そしてなんといってもカレンシーケースを贈られるなんてことがまずないと思うので、そういったところに付加価値が付くというものです。
ただしクラシックなアイテムではあるので、対象範囲は広くありません。相手がこの領域のものを普段使っているとか繋がるところをイメージできない場合は、注意が必要です。
そもそも英国ブランドというものは、日本においてはイタリアものに比べて地味に映ることが多く認知度も低めなため、マス層向けでないことが多いんですよね。同じ英国でもバブアーみたいに日本に代理店がついて貪欲にマーケがされているものは、どちらかというと珍しい部類です。
相手の持ち物や趣味思考を勘案し、「これはいけそうだ」と思ったら、カレンシーケースのみならず、スマイソンのレザーグッズをギフトとして選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
- スマイソンは英国のステーショナリー及びレザーグッズブランド。王室御用達であり、ロイヤルワラントを3つ保有する。
- カレンシーケースは海外旅行の際に使うオーガナイザー。外貨管理やパスポートを収納する。
- 普段使いにおすすめ。領収書や現金、その他スマホを入れるなどして、単独で持ち歩く際にも便利
- 洗練されたデザインと上質なカーフレザーが上品な佇まいを作る
- ギフトとして超おすすめ。
眼鏡ケースやアクセサリーボックスなど、他にも気の利いたアイテムがラインナップされていますので、実店舗やオンラインなど一度チェックしてみてください。