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【2025〜2026年再流行の兆し?】メンズのスキニーパンツが復活したとき、大人世代はどのように向き合うべきか?

こんにちは、遊佐です。

長きにわたって続いたスキニー、スリムパンツの時代が終わり、その後ワイドパンツへシフトして現在にいたっていますが、そのワイドパンツの勢いも最盛期に比べると随分と落ち着きました。

そんな中で、最近ちょこちょこ聞くようになっているのが、「スキニーパンツの復活」。

復活と言ってもスキニーが別に廃れていたわけではなく、昔から穿き続けている人もいまして、どちらかと言えば定番化されているという解釈が正しいです。

つまり復活とは、いくつもの定番の中からピックアップされるということですね。

コレクションでもスキニーパンツが使われ始めており、兆しのようなものは確かにあります。それでも本当に流行るのかなんて正直疑問だし、ゆったり目のパンツが定着した今、スキニーをはくなんて考えられないと思う人が多いのではないでしょうか?

ですがこの流れ及び反応は昔スキニーが流行ったときとそっくりであり、であるならば、スキニーが再流行すると考えるのはなんらおかしくないのです。

そこで今回のブログでは、何故スキニーが復活すると言えるのか?スキニーが復活するにあたって、どういうスタンスでいればいいのかについて、話していきます。

僕は大学時代にスキニートレンドと向き合ったドンズバ世代であるので、当時の空気感を交えながらお届けしていけたらと思います。

この記事はこんな人にオススメ
  • スキニーパンツは復活するのか?
  • 時代遅れではないのか?ダサくないのか?
  • 大人世代はどう

【2025〜2026年再流行の兆し?】メンズのスキニーパンツが復活したとき、大人世代はどのように向き合うべきか?

スキニー 復活 再流行

復活するにあたって

歴史は繰り返す。トレンドも繰り返す。

ポイントは、繰り返しながら進んでいるという点と、流れの中で起こるという点です。

まず繰り返しながら進むという点ですが、繰り返しているだけなら古いものが古いまま再登場することになるのでそりゃ古いわとなるのですが、そこに前進あるいは上昇動作を組み入れることで螺旋的な動きとなって進化します。

これがいわゆる「〜を現代的にアップデートした」です。

なのでスキニーが現代に復活する際は十中八九進化した形になっているわけなので、当然古いとはならない。先に復活しているY2Kファッションも1990年代から2000年代前半にかけて起こったトレンドですが古くないですよね。

そして繰り返すという動きを円環として捉えた時に前のトレンドも一緒に見ていく必要があります。トレンドというのは文脈なしで起きたりせず、前のトレンドがあってそれに連なるものとして起きるものです。なのでスキニーの前は何が流行っていたかを知らないといけません。

始まりはいつだった?

2001年AWにて、エディスリマン率いるディオールオムが全身タイトフィットのコレクションを発表し、ファッションの流れが変わり始めます。

スキニーパンツが完全に流行し始めたのが2008年くらいだったと思いますが、2006年にはすでに目に見える動きはしっかりとありました。2007年にかけて雑誌ではスキニー大旋風という見出しで世界各国のスキニーコーデスナップが紹介されています。

そしてユニクロも2006年にスキニーの販売を開始しているんですよね。当時のユニクロは今とは違ってファッションよりも日常着の側面が強かったですが、それでも流行前に取り扱いを始めていました。僕もこれ買いましたね。確か2,900円。

ちなみにスキニートレンドが来る前のファッションがどうだったかというと、ベースは90年代の渋カジです。アメカジを土台とした日本独自に進化したトレンドで、現代トレンドに似ているところがあります。オーバーサイズとまではいきませんが、ゆるさやナチュラルなテイストがありました。1970年代前半生まれの方はどんぴしゃだと思いますが、僕は当時まだ小学生だったので当時の熱量や様相を直接知りませんが、当時の年代の方の話を聞くと、若者たちの大きな熱量や発信力があったようです。

2000年にかけて渋カジにも少し変化が起こり始めます。アメリカンテイストが抜け、エディに代表されるようにヨーロッパの流れに変わっていき、徐々にモードへシフト。そしてエディのディオールオムがファッションの流れを変え、全身タイト、スキニーの時代に行き着きます。

当時のファッション背景

2006年に雑誌でスキニー流行の兆しを見せ、同年ユニクロでスキニーデニムが発売。翌年以降は爆発的に人気が伸び、2010年代前半まで続くトレンドとなる。

この期間の中でも特に熱かったと個人的に思う期間は導入期である2006年〜2008年。日本を含めた世界ファッションスナップで感度の高い人たちがスキニーコーデを見せていました。

当時、日本のファッション事情はどうだったかを見てみましょう。

 

メディア:雑誌が中心。メンズノンノ、ファインボーイズ、ポパイ、チョキチョキ、メンズナックル

年齢層は?:20代

どんな人が穿いていた?:大学生、美容師、ホスト、ショップ店員

アイテムの特徴は?:タイトフィット、短丈

ブランドは?:ドメブラ、マルイ系、インポート、古着

スタイルは?:UKロック、ミリタリー、プレッピー

アイテムは?:テーラードジャケット、ベロアジャケット、ブレザー、ナポレオンジャケット、サルエルパンツ、極太カーゴパンツ、ベスト、ストール、ハット、リボンベル ト、ロングカーディガン、エンジニアブーツ、とんがり靴

髪型は?:ウルフ、マッシュ、アシメ

インフルエンサーは?:読者モデル

 

全力で自己主張するデコラティブでエッジの効いたスタイル。抜け感なんて要素はみじんもない。現代のミニマルでクリーンなスタイルとは真逆である。リラックス?エフォートレス?何それ。

僕自身は2006年春頃までは特段細いパンツははいておらず、というかパンツのシルエットにそもそも意識が向いていませんでしたが、夏くらいから徐々に細いパンツをはくようになっていました。マンオブムーズやラウンジリザードのスリムデニムをよく穿いていたのを覚えています。ちょうどこの頃に感度の高いドメブラを扱う店と出会い、僕のファッション道が本格的に始まったのですが、そこの店主の影響で細いパンツを穿くようになっていたんだと思います。2007年にかけてユニクロやAprill77のパンツを手に入れ、がっつりスキニーマンに。Aprill77のパンツはFAD3のミリタリーコートとよく合わせていました。

www.yusanpo.com

当時は大学生でファッションに熱が入っており、とにかく雑誌を読み漁り流行を追いまくっていました。スナップサイトに載っているやつらは同志でありライバル。負けねーぞと笑。 そしてこのお店との出会いもあいまって僕のファッション感度が倍速で高まっていき、だいぶ尖った格好をしていました。

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今でも思うのは、後にも先にもスキニーほどファッションの熱を上げてくれた潮流はなかったということです。時代はサブプライムローン問題、リーマンショックと続いた頃で、上昇トレンドにあった日経平均が大幅下落しており、デフレ脱却をはかりながらも中々抜け出せないでいました。ここからだという時の停滞感が半端なかったですが、ファッションにおいてはパワーで満ち溢れていた気がします。

現代でやるなら?

当時のファッション事情、背景をおさえました。

今スキニーを穿くのであれば、当時のイメージからできるだけ離れることです。

下記の要素を念頭に入れてみて。

  • シンプル、ミニマル
  • タイトフィットを避ける
  • エッジの効いたアイテム選びを避ける

これだけでだいぶ変わります。

スキニーパンツ ダサい

スキニーパンツ ダサい

スキニーパンツ ダサい

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以前書いた記事で具体的に示していますので、詳細はこちらにて。

若者のトレンドである

30代、40代以上の方の読者が多い当ブログにおいては、ここが肝心である。

スキニーが復活するとして、誰がそのムーブに乗るかというとやはり20代であって、30代、40代以上の人たちにとってはハードルが高いと思います。

昔も穿いてたのは若い人のみで、おじさん世代には浸透していない。若い人でさえ一部の感度高い人のみで、大学でも僕を含めて数えるくらいでした。

今もそうですが、そもそもファッション感度の高い人の数は限られており、トレンドだの、あれが古いだの、ダサいだのというのは、クローズドな世界での話なので、まったく一般的ではありません。なのでスキニーが復活しても装いに何も変化がない人の方が世の中には圧倒的に多いのです。

ですが、自分には関係ねーと遠い目で見て無関心を決め込むには惜しいムーブメントではあるのでウォッチしておくだけでも面白いかと。

そして個人的には積極的にトライしてみていいのではと思う。というのも今の40代は昔と違って生物学的にかなり若いので、着こなしも若くなっているんですよね。なにより昔のイメージのまま年齢別で着こなしを語るのもナンセンスですし、進歩がないなと思うわけです。

 

一方今の若者。落ち着いたとはいえ、パンツのトレンドはバギー、ワイドがいまだ根強く、スキニーなんて穿くわけがないと思っているかもしれませんが、これはおそらく変わると思います。スキニー、スリムが流行っていた頃は逆に太いパンツなんて眼中になかったんですが今はご覧の通りですからね。

2000年前後のファッションがY2Kとして回帰している今、その次に起こったスキニームーブメントが回帰する可能性は理論上大いにあり、トレンドに敏感な若者であれば、素直にスキニートレンドに乗っかるはずです。

現代に起きるかもしれないスキニー大旋風の様相。昔と比べて何が変わっているのか見てみたいですね。楽しみです。

まとめ

ここがポイント
  • スキニーパンツは近く復活する。
  • スキニートレンドは2000年代前半に兆しを見せ、2006年には小さなムーブメントになっていた。そして2008年から本格的流行へ。
  • スキニー以前は渋カジを代表とするアメリカンテイストなトレンドがあったが、2000年に入りエディスリマン率いるディオールオムが流れを一気に変えた。
  • 当時のファッションは抜け感のない全力スタイルだった。現代にスキニーを取り入れるのであれば、当時のスタイルの真逆をいくべし。
  • もし復活の際にはおじさん世代も興味があればやってみてもいいかも

スキニーブームをどんずばの世代で経験できたのは本当に良かったなと。この時代があって今の自分がいると心底思います。

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