こんにちは、遊佐です。
以前に、そこそこのいい大人になったのだから、「そろそろ他人のものさしを捨てて、優等生を卒業しましょうよ」よいう趣旨のデニム記事を書きました。
デニム離れをしてしまっている大人たちに、デニムは楽しいよという内容です。
そこで今回のブログでは、デニムを使ったおすすめコーデとして、「デニム+シャツ」合わせに焦点を当てたいと思います。
- ジーンズ(デニム)にシャツはダサいか?
- おじさんくさくならないか心配
- シャツを着なくなって久しい
【大人の嗜み】シャツにジーンズ(デニム)がダサいなんてことはない!「脱おじさん」に惑わされずに、今こそ取り入れてみましょう。
脱「脱おじさん」
デニムとシャツ。
実はこの二つのアイテムは似た境遇にありまして、デニムよりもスラックス、シャツよりもカットソーといった具合に、長らく不人気の時期を過ごしていたんですよね。
おかげで業界ではデニムが売れない、シャツが売れないという時代が何年も続いており、そのトレンドに連動したコーデが流行っていました。
極め付けとして、その流れが「脱おじさん」という言葉と紐付けられるようになったこと。
インフルエンサーによるマス層向けチャンネルでは、「脱おじさん」を御旗にシャツ&スラックス、デニム(デニスラ)&丸首カットソーが紹介されがちで、水色シャツと黒スラックス合わせなんかまたかと思うほどの紹介頻度。
それに対して、いわゆる501系デニムを使ったシャツコーデ紹介は皆無で、下手すると「これはダメ」としてバッテンポーズのサムネで紹介されそうな始末です。
ですがデニム&シャツがおじさんくさいなんてことは全くありませんし、不人気だったデニムとシャツの販売点数もここ数年で回復傾向にあります。
強いて言えば少し難易度は高いのかもしれないなと思う程度なので、もし「脱おじさん」というイメージのせいで、デニム&シャツがおじさんくさいと思っているとしたら、それはもったいなさすぎる。
マインドセットも兼ねて、以降の内容を読み進めて頂ければと思います。
デニムシャツコーデ
白シャツ+グレーデニム
白ソリッドでバンドカラーデザインのシャツにバギーデニムを合わせた、いわゆるなクリーン系コーデです。
全体的にゆるめのシルエットが基本で、ミニマルでノイズの少ない組み合わせは清潔感や透明感があって、まさにクリーンなスタイルの条件を満たしています。
この手のモノトーンを基調とした白シャツジーンズスタイルは鉄板なので、よもやダサいなんてことになることはそうそうないでしょう。デニム&シャツコーデに抱きがちな「おじさんくさい」とか「野暮ったさ」を排除したようなコーデなので、「脱おじさん」論者の方でも取り掛かれそうかなと思います。
ただこのコーデは個人的にちょっとクリーン過ぎるかなと。バリエーションと有効なコーデではありますが、今回の記事の趣旨としてはもっとラギッドな雰囲気を取り入れたいと考えるので、次の2パターンの方が気分です。
ネイビーシャツ+ヴィンテージブルーデニム
先ほどのクリーン系コーデに対して、こちらはクラシック系。
クラシックは当たり前ですがモダンではないので、今っぽく着こなさないとただ古臭いだけになって、最悪汚らしい印象になったりするんですね。
クラシックは普遍的という言葉でよく煙に巻かれがちですが、古いものは古いので、現代的に変化させないとやっぱり古臭いです。
大人のデニムスタイルとしては、この手のヴィンーテージカラーはぜひ取り入れてほしいですね。保守層は濃紺デニムや白デニムの領域から中々出られないので、このヴィンテージカラーまで手を出せると一気に世界が広がるかと。
ワークシャツ+ブルーデニム
ワークシャツにデニムという原点回帰のようなコーデは、「脱おじさん」論者から最もアレルギー反応をもらいそうですね。
しかもウエスタンベルト付き!完全に嫌がられそうです笑
でも、今回ご紹介した中で最も好きなスタイルなんですよね。脱おじさんなんかどうでもいい。むしろおじさん感を楽しみたいとも言えるオールドスタイルです。
先ほどと同様に原点回帰のクラシックスタイルなので、サイズ感や丈感、着こなし、アイテムチョイスに気を配って現代的にアレンジしようとする姿勢はもちろん必要です。
コーデのポイントとして
コーデを構築する上でのポイントして、下記3点。
- 色落ちデニム
- タックイン
- ローファー
色落ちデニムに関しては先ほど触れたように、濃紺系ばかり履いていないで色落ち系も履きましょうということ。
タックインは、オールドスタイルに必須の基本テク。シャツ特有のキッチリ感も強調されるので、デニムコーデが品よくまとまります。
最後にローファーですが、シャツ+デニム+ローファーは3点セットくらいの感覚で見ておくといいかと思います。別記事で書きましたがデニムは数あるアイテムの中でも本当に特殊な性質を持っているんですよね。不確実性と言いますか、合わせるアイテムによってコーデの印象ががらっと変わってしまう。そんな中で、シャツ+デニム+ローファーは不確実性を制する勝利の方程式となっていますので、これはぜひ実行していきましょう。
デニム+ローファーのおすすめは下記記事で解説しておりますので、詳しくはそちらで。
まとめ
- まずは「脱おじさん」マインドをリセットして、デニム&シャツコーデと向き合ってみよう
- クリーン系もいいのだが、ラギッド感のあるコーデのほうがやりがいがある
- 基本的にクラシック路線をとり、古臭くならないように現代的にアレンジする
- 色落ちデニム、ローファーを活用する
脱「優等生」、脱「脱おじさん」で、シャツジーンズスタイルを楽しみましょう