こんにちは、遊佐です。
先日、イルビゾンテのクロスボディバッグの購入記事を書きまして、すごく気に入って使っています。
で、改めて思ったのがイルビゾンテの現在の評判や状況が一体どれだけの人に知られているのだろうかということです。というのも日本に上陸してからもう20年以上経っており、その間に目まぐるしく世の中のトレンドや価値観は移り変わっていく中で、ブランドに対する見方も変わっているのかもしれないと思ったんですよね。
実際に僕も20代前半にお世話になったのを最後にブランドと疎遠になっていましたし、同じように気がつけば存在を忘れていた人や、そもそもブランドのことを知らないという人もいるでしょう。
ネットではそんな人たちのために「イルビゾンテはダサいのか?」とか、「イメージはどうなんだ?」という、なにかと煽るような記事が多いのですが、実際の使用したことがないのに語られていたり、その人の主観が入り込んだ内容だったりするものが多いので、これはイルビゾンテのバッグを購入したばかりの僕がきちんと書いておいたほうがいいかなと思った次第です。
これはもはや言うまでもないことなのですが、イルビゾンテに限らず検索ワードにダサいとあるのは、そのブランドがダサいということでは全くないということ。どのブランドでもよくあることで、評判と連動してどういうブランドなのかという検索意図が反映されたものです。
結論、ダサくない。むしろおすすめしたい。
- IL BISONTE(イルビゾンテ)の評判は?
- イルビゾンテはダサいのか?
- イルビゾンテの年齢層は?おじさんくさい?子供っぽい?
- イルビゾンテのイメージは?
【現在の評判やいかに?】IL BISONTE(イルビゾンテ)はダサいのか?年齢層やイメージを分析してみました。

IL BISONTE
IL BISONTE(イルビゾンテ)は1970年に創業したイタリアのレザーグッズブランド。製品は上質なトスカーナレザーとフィレンツェの職人たちの手仕事によって作られ、ハンドメイドそしてクラフト感あふれるオールイタリアメイドです。
バッグを中心にお財布やペンケース、キーケース、アクセサリーなど、思いつくものは一通りあるのではないかと思うくらい、かなり幅広いラインナップとなっています。

バイソン(ビゾンテ)のロゴがアイコニックで、一度は見たことがあるのではないでしょうか。創業者のワニー氏がバイソンの力強さに魅了されてロゴにしたと言われています。
本国はフローレンスとローマにお店があり、海外ではパリ、ニューヨーク、韓国、そして日本にてショップが展開されています。
日本での展開が始まったのが1999年とけっこう前で、かつ派手な広告やマーケもしてないっぽいので、今の10代、20代の人たちはブランド認知がないかもしれませんね。
お店、特に路面店の牧歌的な雰囲気が個人的に好きで、コンクリートビルの街中で別世界のような空間が広がっています。
ルックHD
2019年にはルックHDがイルビゾンテを運営するビゾンテHDの全株式を取得して完全子会社化しました。それまでは正規代理店として国内で販売をしていましたが、イルビゾンテの業績が同社の中で最大規模となってきていたこともあって、方針転換があったようです。
ルックHDは他にAPCやマリメッコ、スマイソンなどの国内独占輸入販売権を持っていますが、中でもスマイソンを扱っているのが面白いですね。スマイソンとイルビゾンテは厳密には同じカテゴリーではないものの、財布やバッグ、小物といったレザーグッズを扱っており、それぞれの良さが活きたブランドポートフォリオが作れているなと思います。
スマイソンは個人的にも好きなブランド。以前はトゥモローランドなど一部のセレクトショップで取り扱いがあるのみでしたが、2025年にルックと契約を結んで以降、伊勢丹に直営店ができています。
年齢層
イルビゾンテの年齢層が具体的にどのくらいなのかのビッグデータが存在しないので明言できませんが、おそらく20代から50代とかなり広いと思われます。ルックHDがイルビゾンテを傘下にしてからは20代若年層への認知度が拡大しようとしているようで、このあたりは持続可能なビジネスにしていこうというスタンスがみてとれます。
個人的に商品を色々見ていて思うのは、各年齢層が自分なりの解釈でブランドと向き合えるということ。
- 価格帯が抑えめであること(財布で2万円台〜4万円代、バッグで4万円台〜10万円台)
- 商品ラインナップが豊富であること
- ミニマルでありながら、いわゆるミニマル系のすんとしたデザインではなく、あたたかみがあること
- 革においては、カラバリを活かした色彩は若い人に刺さるだろうし、一方でヌメ革の経年変化の過程は往年の革好きを楽しませたりと、誰もが革製品を楽しめること
20代、30代、40代、50代とでは感性や知識、経験値も違って、当然感じ方がばらばらなので、本来は全員をターゲットにというのは難しいのですが、イルビゾンテはうまいことやってるなという感じがします。各々のライフスタイルに溶け込めるデザインというのが一つ大きなポイントかと思いますね。
また、公式オンラインサイトの「マイフェイヴァリットイルビゾンテ」では、年齢層やライフスタイルなどがバラバラのブランドユーザー三者のコメントが掲載されています。
その中の一人としてビームスのクリエイティブディレクターである土井地氏のインタビューが掲載されていおり、「ミニマルの中にぬくもりがあって・・・」というくだりはまさにその通りだなと思うんです。土井地氏は昔からファッション誌ではお馴染みのお洒落な方で、モノが好きでも有名、そして知的なところもあいまって発言に重厚感があるんですよね。そんな氏が愛用しているショルダーバッグが紹介されていますのでぜひ読んでみてください。
ご年齢は50手前で、近い年齢層の人は特に参考になるのではないでしょうか。
ダサいのか?
ブランドイメージ
ブランドの実態とは別にブランドイメージというものが存在し、実態とイメージが乖離していることもよくあります。そして人は実態よりもこのイメージをとにかく気にします。まわりからどう見られるのかが気になってしょうかないからです。いくら自分がいいなと思ってもまわりから「やすっぽくない?」「昔流行ったよね?」「子供っぽくない?」おじさんくさくない?」などと思われるのは嫌だということです。
さて、大前提としてイルビゾンテの製品は高品質でデザインもいい。その上でブランドイメージはどうかというと、年齢層や現役ユーザーか否か、好みによっても異なっており、はっきりと捉えにくい。例えば40代以上かつ現役ユーザーではない人にとっては、懐かしい、昔使っていた、子供っぽいといったイメージを持っている人がいます。一方で土井地氏のように今も現役で使っている40代の方もいらっしゃいますし、近い年代で革小物が好きな人がイルビゾンテのお財布を愛用していることも少なくありません。また、普段モードやテック系を好む人にとっては、ロゴが邪魔、カジュアルでダサいというイメージを持ち、エンダースキーマが好きというかもしれません。近い価格帯でSLOWというブランドがありますが、SLOWがメンズの印象が強いのに対してイルビゾンテは女性客を多くつかんでいますので、ユニセックスのイメージがありますね。
昔と比べてブランドイメージがずいぶん洗練されている感じはします。要因としてはまずは商品企画の部分。ブランドを傘下にしたことで、マインドやクオリティといった根本的なところは変えずに、時代に合わせた提案をしている。あとは演出の部分で店舗の内装やウェブサイトのデザインにも力を入れていますね。
イメージはとても大事な要素ですが、それを一旦脇に置いて自分の目で見て感じて選べる人にこそイルビゾンテはぴったりかもしれません。個人的には土井地さんみたいに、経験豊富なお洒落な人がさらっと日常使いしている姿に「おっ」と玄人感を感じますね。
唯一無二
僕にとってのイルビゾンテは、ストイックで遊び心のある大人のレザーグッズブランドなんです。
ストイックというのは、まず製品として高品質であるというところが大前提にあって、革の品質の良さ、縫製やパーツ作りの精度が高いからなんですよね。
そして遊び心のあるというのは、時折でてきている「ミニマルだけどあたたかみやぬくもりがある」ということで、つまるところバイソンロゴのことを言っています。世にあるレザーグッズはロゴを廃した完全無地ものが多く、ミニマルという解説がつきものです。そういうのは高級感があって僕も好きなのですが、正直お腹いっぱいになることも。そして中には「それはミニマルではなくシンプルだろ」というあざといデザインのものも多く、まあうんざりするんですね。安易なロゴデザインはそれこそチープな印象になりますが安易なミニマルデザインも同じことでとても安っぽく、そして子供っぽく感じるわけです。
高品質で遊び心のあるデザインのアイテムには大人の余裕を感じませんか?
もちろんロゴがあればいいってもんではない。僕もロゴなしが基本的に好きですから。なによりミニマルデザインを好むのはブログをご覧いただければわかると思います。でもそんな僕がイルビゾンテのロゴにはその必要性を感じるわけです。
要はロゴ、ひいてはブランドにどれだけ長く力を注げられてきたかが大事で、イルビゾンテのロゴは歴史とクオリティでじっくり育てられてきたことで、それが唯一無二のデザインとしてどこも簡単に真似できないレベルに至っていると思います。
これ欲しいかも
僕がギフトでもらったら嬉しいかもというアイテムを2点載せてみました。
色でいえば、ヌメとヤケヌメが特に良いですね。先日購入したバッグ選びでは条件であるブラックを選びましたが、次回何かアイテムを一つ選ぶ際にはヌメやヤケヌメにしたい。エイジングを楽しむにはもってこいで、特にオレンジ味のヤケヌメカラーはバイソンロゴと相まって、唯一無二感があり、ブランドならではのとても価値のある色だと思います。
まとめ
- IL BISONTE(イルビゾンテ)はイタリアのレザーグッズブランド。上質なトスカーナレザーとフィレンツェの職人たちによるハンドメイドクラフトを堪能できる
- イルビゾンテはもちろんダサくない。上質で遊び心のある大人のレザーグッブランド
- イルビゾンテの年齢層は20代から50代と幅広く、各年齢層に応じた楽しみ方ができる
- 革好き、革の経年変化が好きな人にはとてもおすすめ
- 人によっては玄人感が出て一目置かれやすい
自分で記事を書きながら小物をいくつか揃えたくなってきましたね笑