こんにちは、遊佐です。
皆さんは普段、和菓子を食べる機会は多いほうでしょうか?
和菓子といってもその種類は幅広く、大きく3種類に分類出来ます。
- 干菓子(落雁、煎餅、飴)
- 半生菓子(最中)
- 生菓子(餅菓子、羊羹)
生菓子は、さらに上生菓子や朝生菓子と呼ばれるものに別れます。
上生菓子はいわゆる高級生菓子です。
その美しい見た目から、新年や祝儀などの祝い事の場でも使用されています。
一方、朝生菓子は朝に作ってその日中に食べるというデイリーなもの。例えば大福はこれにあたりますね。
今回は、圧倒的な人気を誇る大福を提供している金沢の名店をご紹介いたします。
菓舗 Kazu Nakashima
明治創業の和カフェ
Kazu Nakashimaは2016年に人気観光地「ひがし茶屋街」にオープンした和カフェです。
丁寧に作りこまれた和菓子と、それらと一緒にお酒を頂けるセットメニューが人気。
創業は1881年(明治14年)と古く、現在は4代目の中島一氏が、受け継がれる伝統技術と独自の発想を用いて素敵な和菓子を提供して下さっています。
店内奥の内装には江戸時代の土蔵が活用されており、グリーンのソファと相まってレトロモダンな雰囲気を味わって頂けますよ。
人気和菓子
「Kazu Nakashimaといえばこれでしょ」と認知されるくらい人気の商品がフルーツ大福です。
フルーツが丸ごと1つ入っており、フルーツの種類はイチゴやミカン、他にも複数あります。
インスタグラムを開けてもらえれば、いかにフルーツ大福が人気かということが分ってもらえると思います。
特に若い女性に人気の商品で、お店の大行列を作る最大の要因です。
お茶以外にコーヒーともセット出来ますので、その時の気分に応じて決めましょう。
上生菓子とお酒
ご紹介したフルーツ大福もいいのですが、個人的にオススメなメニューがあります。
それがこちら「日本酒に合わせた上生菓子セット」です。
「上生菓子KURO×SAKE」という名前のメニュー。
KUROの中餡はマスカルポーネ餡です。
外餡は竹墨餡で、黒コショウ、山椒で香り付けられ、最後に金箔がトッピングされています。
KUROと地酒が最高にマリアージュし、至福の時へと誘ってくれるんですよ。
和菓子だけでなく食器も美しいので、目でもメニューです。
僕がこのお店を最初に訪れたのが、ちょうどオープンした年の秋頃でした。
里帰りしたついでに、ひがし茶屋街に立ち寄ったのですが、その時たまたま入ったお店がKazu Nakashimaだったんです。
今と違ってお店の存在が全く認知されていない状況だったためか、店内がとてもひっそりとしていたのを覚えています。
どんな和菓子を頼もうか迷っていた時に、親切に接客して下さった女性店員の方が、「KURO×SAKE」をオススメしてくれたんです。
店内奥のソファ席でゆっくりとさせて頂き、時折お店の方とお話しさせて頂いたりと、とても充実したひと時でした。
和菓子が美味しかったのももちろんですが、お店の方との楽しいコミュニケーションも重なり、またこのお店に行ってみたいなと思ったんです。
前述したとおり、今は超人気店になったので入店するのも容易ではありませんが、今年中にまた伺えたらいいなと思っています。
まとめ
さて、今回ご紹介しました「菓舗 Kazu Nakashima」はいかがでしたか?
最後に要点をまとめておきます。
「菓舗 Kazu Nakashima」とは
- 明治創業の老舗
- 観光地「ひがし茶屋街」にある
- フルーツ大福が大人気
- 上生菓子とお酒のマリアージュ
金沢へお越しの際は、是非お立ち寄り下さいませ!
最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
菓舗 Kazu Nakashima
営業時間: 10時~18時
定休日: 木曜日